初めての船釣りに最低限必要な道具は?【低予算で釣り船にトライ!】

  • 2023年12月28日
  • 釣具
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「釣り船」(船釣り・沖釣り)って、釣り初心者にはハードルが高い…。

船釣りに興味はあるけど、そのように感じて足を踏み出せない方は多いのではないでしょうか。

「常連さんばかりだろうし…」「船長が恐そう」「トイレはどうする?」「船上での立ち回り方が分からない」など、様々な不安がありますよね。

そして、一番のネックは「初期投資が高額になること」だと私は思います。

思ったほど船釣りにハマらず、買った道具も一度きりしか使わない可能性も…と考えると、初めは様子を見て最低限の出費で済ませたいところ。

そこで、初心者の方が極力お金をかけず船釣りに気軽に挑戦できるように、初めての船釣りで最低限必要な道具について紹介していきます。

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初めての船釣りにはなるべくお金をかけない

釣り道具

船釣りに必要な道具は揃えようと思うときりがなく、あれこれ手を出すと相当な出費になります。

ところで、私の船釣りデビューは南伊豆のイサキ釣りでしたが、出航直後から激しい船酔いに見舞われ、開始5分でノックアウトでした。しかも、丸半日間デッキで仰向けになり苦しんでいるところ、海鳥の真っ白なフンを股間にあびる始末。

もう二度と船釣りなんかするもんか!と思いながらも、高額な竿・リールを購入したため後に引けず、いいのか悪いのか無理矢理克服し今に至る次第です。

なお、船酔い対策について以下の記事にまとめましたのでご参考まで。

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沖合いの船

…まあそんなこともありますので、初めての船釣りでは、あまりお金をかけずに様子を見るのが得策かと個人的には思います。

初めての船釣りに必要な道具

以下では、初めての船釣りに必要な道具について紹介します。

釣竿

船の上の釣竿

釣竿は当然ながら船釣りの必需品。

しかし釣竿は、狙う魚種や釣り場の条件、使用する仕掛けや釣り方などを踏まえて選定する必要があり、それなりの知識と経験が必要なので、釣り初心者がいきなり選べと言われても無理があります。

しかも高価な道具なので失敗できません。ある程度経験を積んでから購入を検討することをオススメします。

釣竿は大抵は船宿でレンタル可能なので、初めての船釣りではレンタルがおすすめです。

リール

リールも船釣りの必需品。沖釣りでリールを使用しないなんてカツオの一本釣りくらいじゃないでしょうか。

リールの選定も、釣竿と同じくターゲット等に合わせて考える必要があります。そして釣り船では水深のあるポイントを狙う事が多いため、電動リールが必要なケースが多く、購入すると非常に高価。バッテリーも合わせると数万円の出費になります。

釣竿と同様、リールも大概船宿でレンタルできるので、初回はレンタルを推奨します

ちなみに、もし購入を考えているならDAIWAのレオブリッツS500Jがオススメ。汎用性が高く様々なターゲットに使い回すことができ、以後の出費を抑えることができます。船釣り用のオススメ電動リールについては下記の記事で詳しく紹介しています。

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船縁にセットされた電動リール

仕掛け

船釣りで使う仕掛けもターゲットや釣り方によって様々ですが、これは船宿の指定に合わせる必要があります

特に乗合船では、錘の重さを全員揃えないと、他のお客さんとのライントラブルに繋がり迷惑をかけてしまうので、必ず確認しましょう。

船宿に仕掛けを確認したら、自作は難しいと思いますので、似たような仕掛けを釣具店で購入しましょう。その際、前述の通り錘の重さだけは守るように。

また、初心者はおまつりや根掛かりで仕掛けをロストする確率が高いので、多めに用意しておいた方がいいです。

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ライフジャケット

船で釣りをするならライフジャケットは着用必須です。

ライフジャケットも船宿で大概無料でレンタル出来ますのでレンタルで良いでしょう。

ただし、レンタル品は発泡スチロールゴロゴロの身動きのとりづらいジャケットタイプがほとんどです。

もし購入するなら以下のようなコンパクトなタイプがおすすめ。

これは水に浸かると自動的に膨張する仕組みになっています。一度膨らんでもボンベを交換すればまた使用できます。釣り船用ならこのようにかさばらないタイプがおすすめです。

なお、安全性を保証する「桜マーク」がないものはおすすめ出来ません。命を守る物ですので安物は避けましょう。

釣り船用バッグ

船釣りでは、仕掛けや電動リールのバッテリー、その他の小物類をまとめておく「タックルバッグ」と言われる入れ物が重宝します。

必需品とまでは言いませんが、移動中の波しぶきで持ち物が濡れますので、このような防水性能のあるバッグがあると便利です。

クーラーボックス

クーラーボックスがなければ魚を持って帰れません。必需品です。

これはレンタルできず、購入が必要です。

蓋つきの発泡スチロール箱で間に合わせることもできますが、クーラーボックスはキャンプなど他の用途でも大変重宝しますので、私的には高機能で保冷力のある物の購入をおすすめします。

実際、私のクーラーボックスも、釣りはもちろんアウトドア全般で大活躍しています。


なお、おすすめのクーラーボックスについて、以下の記事で紹介しているのでご参考まで。

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ダイワライトトランクα

小物類

船釣りで使用する小物は、磯釣りや堤防釣りに比べると少ないです。水汲みバケツや餌類に使うザルなどは常備されています。

初めての方は、以下に挙げる物だけ持っていけば特段問題はないでしょう。

ハサミ

仕掛けを切ったり、魚をしめたり、その他用途いろいろ。安いものでも構いません。

このような料理バサミは、切れ味もよく大きいので釣りでも重宝します。

ペンチ

魚の針はずしなどに使用します。高いものは数千円しますが、これも安物でOK。

ごみ袋

2つくらいあると安心。釣り船で出たゴミは、船宿で処理してくれます。(宿によるのでご確認を。)

タオル

3枚あると便利です。(魚触り用、汗ふき用、釣具ふき用)

費用を抑えた船釣り予算

初めての船釣りでは、上記の道具にかかる費用はなるべく抑えておきたいところ。

そこで、費用を抑えた船釣り予算について、以下に例示してみます。

釣竿・リール(レンタル)無料~約2000円
仕掛け(購入)約3000円
ライフジャケット(レンタル)無料
船バッグ(袋で代用)無料
クーラーボックス(発泡スチロール購入)約1000円
その他小物約2000円
合計約8000円

釣竿・リール、ライフジャケットはレンタルで済ませ、クーラーボックスは発泡スチロール箱、船バッグも抜きと、極力費用を抑えた場合、合計約8000円ほどで道具は用意できそうです。

冬になるとここに防寒着代がプラスされます。長靴も必要になります。かなり着込む必要があり費用がかさみますので、冬に初めての船釣りはおすすめしません。

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初めての船釣りに最低限必要な道具まとめ

釣り船

以上、船釣りに最低限必要な道具について整理し、初めての船釣りに必要な予算金額を例示しました。まとめると

  • 船酔いで釣りにならない可能性も考えて高額な買い物は避ける
  • 主要な道具がレンタルが可能なら費用は約8000円程。
  • 冬は防寒着にお金がかかるので避ける

また、道具代8000円の他に、乗船料も約10000円ほどかかります。

釣りとクルーズを楽しめて2万円以下なら許容できる範囲ではないでしょうか。

以上、コストを抑えて気軽に船釣りにトライしましょう!

なお、船釣りで初心者にもオススメなのがカワハギ釣り。奥が深く玄人も多い釣りですが、初心者でもある程度釣果が期待でき、価格もリーズナブルです。

以下ではそのカワハギ釣りで必携のエサ「アサリ」について詳細をまとめたのでご参考まで。

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