クロスビートSWはどんなロッド?旧モデルとの違いを比較調査

  • 2020年3月23日
  • 2020年6月24日
  • 釣具
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2020年4月にダイワ(Daiwa)から、「クロスビートSW」が発売されます!

このロッドはテレスコピック型ルアーロッド「クロスビート」が、ソルトウォーター用に特化されたニューモデル。

我が家では、旧モデル「クロスビート」は子供用の釣竿として、また車に常備しておくサブロッドとして非常に重宝しています。そしてその用途は専ら海釣りだったため、海用の新作「クロスビートSW」にはかなり期待しています。

そこで今回は「ダイワ クロスビートSW」がどのようなロッドなのか、その仕様や特徴を調査し、旧モデル「クロスビート」との違いを比較してみたいと思います。

ちなみに旧モデル「クロスビート」の詳細は以下の記事を参照ください。

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メバリングで釣り上げた子供
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クロスビートSWの6つのラインナップ

クロスビートSWには6つのラインナップがあります。各タイプの仕様は以下の表の通りです。

全長
(m)
ルアー重量(g)対象魚
666TUL1.980.8~7アジ、メバル
746TUL2.240.8~7アジ、メバル
766TML2.295~28カサゴ、クロダイ
836TML2.515~28カサゴ、エギング、タチウオ、シーバス
907TM2.747~35エギング、タチウオ、シーバス、青物
967TMH2.9010~40シーバス、青物

引用:Daiwa

ダイワ公式サイトにて仕様の詳細は確認できます。

バッグの中にすっぽりと収まる、小継ぎ振り出しのルアーロッド…

海釣りに特化した6タイプで、メーカー本体価格は9800円~13300円と、初心者が求めやすい金額設定となっています。次にタイプ別の特徴をあげていきます。

アジングなら666TUL

釣れたアジ

666TULはクロスビートSWシリーズ最短最軽量のウルトラライトロッド。仕舞い寸法もシリーズ最短の41cmです。

主なターゲットは口の柔らかいアジ。メバルにも対応可能のようです。

また、ボート釣りや穴釣りにも対応可能な長さとなっています。

アジング、メバリングメインで、かさばらず扱いやすいロッドなら666TULでしょう。

なお、アジングに特化した専用ロッドをお探しなら「シマノ ソアレBBアジング」がオススメ。以下の記事で紹介しています。

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メバリングなら746TUL

釣れたメバル

746TULはメバリングを想定した仕様となっています。もちろんアジングにも代用可能。

666TULより約30㎝長くなりますので飛距離を伸ばせますが、穴釣りには向かなくなります。ボート釣りには対応可能のようです。

竿の長さはありますが、ウルトラライトロッドで錘負荷はかなり軽く柔らかい仕様なので、サビキ釣りには向かないと思います。

メバリング、アジングメインで使用するなら746TULではないでしょうか。

チニング対応の766TML

釣れたクロダイ

河川でのチニング(クロダイのルアー釣り)に対応しているのが766TML。

硬さはチヌの口へのフッキングに配慮したミディアムライトに。ワームを使ったカサゴ釣りにも最適のようです。

錘負荷があるため、ちょい投げ釣りにも対応します。

カサゴ、クロダイのルアーフィッシングメインで、たまにエサ釣りで使うための短めの竿をお探しなら766TMLでしょう。

オールラウンドに使うなら836TML

エギング

エギング、シーバス、タチウオのルアーフィッシングから、ちょい投げ釣り、サビキ釣り等のエサ釣りにも幅広く対応できるのが836TML。

ダイワ公式サイトによると、一番相性が良い釣法はエギングのようですが、クロスビートSWシリーズで最も汎用性に優れているのがこの836TMLではないでしょうか。私が使っている、旧モデルでのシリーズ屈指のバーサタイルロッド864TMLFSに最も近い仕様です。

ソルトルアーフィッシング、エサ釣り両方こなす万能竿をお探しならこの836TMLでしょう。

シーバス狙いなら907TM

シーバス

シーバス仕様の907TM。ルアー負荷は35gまで対応しており、ミノーやバイブレーションなど重いルアーの遠投が可能です。

またシーバスだけでなく、エギング、青物にも対応可能です。

一方、長さは2.74mと長めなので、ボート釣りでは扱いにくくなってきます。

ソルトルアーフィッシング主体の一本をお探しなら907TMでしょう。

青物、ヒラメ狙いの967TMH

ヒラメ

青物やヒラメを狙うために設計された967TMH。メタルジグを遠投し、しゃくりをいれることを想定され作られています。

SWシリーズ中、最も長く、パワーのあるタイプが967TMHです。

ライトショアジギングの入門ロッドなら967TMHでしょう。

なお、ライトショアジギングを本格的に始めてみたい方は、ロッドやリール等の道具について以下の記事も参考にしてみてください。

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「クロスビートSW」と「クロスビート」の仕様を比較

次に、この新作「クロスビートSW」と旧「クロスビート」の仕様を比較してみます。

ガイドの性能は両者同様

クロスビートswの穂先

出典:Daiwa

クロスビートSWのガイドは、トップにのみSICリングを採用しています。旧モデルと同様の構成となっており、ガイド性能は同じとみてよいと思います。

リールシートがグレードアップ!

「クロスビートSW」のリールシートはオーバルリールシート、メッキリングが採用されており、旧モデルの「クロスビート」から大幅にグレードアップされていることがわかります。

クロスビートSWリールシート

クロスビート グリップ

出典:Daiwa 

※写真上:クロスビートSW 写真下:クロスビート

オーバルリールシートとは文字通りオーバル(楕円)型のリールシートで、握った際のフィット感を追求した形状。また同時に徹底的な軽量化も図られており、これによりロッドの操作性が高くなっています。

更に写真から分かるように、メッキリングにより高級感が大幅に向上しています。

旧モデルはリールシートがプラスチックでチープ感が否めなかったので、これは嬉しい改善です。

ちなみにリールの脱着には、メッキリングをくるくる回して幅を調節する方式(アップロック方式・ダウンロック方式)が採用されているため、扱いやすいはずです。

仕舞い寸法がよりコンパクトに!

クロスビートSWの仕舞い寸法は、旧モデルよりかなりコンパクトになっています。

クロスビートSWの836TMLと、私の所持している旧クロスビート864TMLFSとで、仕舞の長さを比較すると

全長(m)仕舞寸法(cm)
クロスビートSW 836TML2.5152
クロスビート864TMLFS2.5976

上表の通り、旧モデルと全長は8cmの差しかないですが、仕舞い寸法は20cm以上短くなりました。

その秘密は「継ぎ数」にあります。SW 836TMLの継ぎ数は6本。これに対し旧モデル864TMLFSの継ぎ数は4本でした。

同様に、すべてのタイプで仕舞い寸法が短くなり、同時に継ぎ数が多くなったようです

重量は若干増加

クロスビートSWの重量は、旧モデルに比べ若干増加しています。

SW 836TMLの155gに対し、旧モデル864TMLFSは135g。その他のタイプも同様に現行と比較し約10%ほど増加しています。

なお、この重量増加の要因としてブランクスの素材の変更を疑いましたが違うようです。カーボンが含まれている程重量は軽くなるはずが、カーボン含有率は旧モデルと比較しほぼ変化無し、むしろ若干増えていました。

おそらく重量増加の要因は、継ぎ数の増加によるものでしょう。継ぎ数が増えた分、ブランクスの径が太くなり、重量増加に繋がったと考えられます。

まあもともと軽い竿なので、10%程度の重量増は気にならない範囲だと思われます。

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ダイワ モバイルパックとの違いは?

ダイワの振出型ルアーロッドに「モバイルパック」というシリーズがありますが、こちらとの違いも気になるところ。

どちらもアジング対応のウルトラライトタイプから、ライトショアジギング対応のミディアムハードタイプまでの幅広いラインナップがあります。

そこで、エギング他マルチ対応の「クロスビートsw 836TML」と「モバイルパック 866TMLS」を比較するとこのようになります。

品名全長(m)仕舞寸法(cm)継数重量(g)ルアー重量(g)価格(円)
クロスビートSW 836TML2.515261555~2811,900
モバイルパック 866TMLS2.595461165~2816,500

※この表は横にスクロールてきます。

大きな違いは重量と価格。重量はクロスビートswはモバイルパックに対して約33%重く仕なっており、一方で価格はクロスビートswの方がモバイルパックより約28%安く設定されています。

軽量化する際のカーボン含有率などが価格に比例してきたものかと考えられますが、この差をどう考えるかですね。重量はルアーフィッシングでは疲労に影響するシビアなポイント。

私なら、エサ釣りメインのロッドとしてならクロスビートsw、ルアー釣りメインのロッドとしてならモバイルパックを選択しますかね。

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ダイワ クロスビートSW まとめ

以上、ダイワ 「クロスビートSW」について、ラインナップと特徴、旧モデル「クロスビート」との違いをまとめした。改めて整理すると、

「クロスビートSW」の仕様と特徴は

  • ラインナップは海釣りに特化した6モデル
  • 初心者が求めやすい価格設定
  • ルアーフィッシングだけでなくエサ釣りにも対応

旧モデル「クロスビート」との違いは…

  • リールシートがグレードアップ
  • 仕舞い寸法が大幅にコンパクト化
  • 重量が微増

もともと旧モデルも優れた携帯性が売りの汎用ロッドでしたが、それが更にコンパクトに生まれ変わり、価格はほぼ据え置き。クロスビートSWは初心者の海釣り万能竿として今期注目の一本ですね。

以上、参考になれば幸いです。

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