放置ブログの合格から導いたGoogleアドセンス 審査基準!【特化ブログで合格】

本ブログはこの度、Googleアドセンスの審査に合格いたしました。

google adsense(グーグルアドセンス)と言えば、ブログで収入を得ようとする方なら誰もが知っている、Googleのクリック報酬型広告提供サービスのこと。

閲覧者が商品を購入することで初めて報酬が発生する「アフィリエイト」とは違い、クリック報酬型広告は文字通り、広告をクリックしただけで報酬が発生します。中でもこのグーグルアドセンスは報酬単価が高いことで有名。

ただし、このサービスを利用するには厳しい審査を通過する必要があり、ブログで副業を目指す方の登竜門とも言われています。

そんなグーグルアドセンスの審査に、約二年間放置し、たったの16記事しかない本ブログが合格しました。

…正直驚きました。「2年以上放置したアフィリエイト系特化ブログがGoogle Adsense の審査を通過した」という事例は、申請当初に私がweb 上で調べた限り一件も見つからなかったからです。

それでもやってみるかと一念発起したものの、約4カ月間で計20回の不合格を受け、ほぼほぼ諦めかけていたところにまさかの合格通知。

そこで今回は、私の放置ブログが審査を通過するに至るまでの試行錯誤の中で得た情報から、私なりに考察したGoogleアドセンスの審査基準について公開したいと思います。

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何を見られる?Google adsense 審査

審査点数

グーグルアドセンスの審査において、一体ブログのどんなところが見られるのか。どんなところに気をつけるべきか。

まずはAdsense プログラムポリシーを熟読し理解すること…。

そんなのスマホに穴が開くほど見たわよ!
川馬の嫁
川馬の嫁
川馬
川馬
…ですよね~!
すんまそん!

…ではアドセンスプログラムポリシー、コンテンツポリシー、品質ガイドラインを読んだことを前提に、本ブログをモデルケースとして私なりに導き出したアドセンス審査基準を、ポイントとなる要素別に以下にまとめてみます。

記事数

私がGoogle Adsense の審査にあたり一番の不安要素と捉えていたのが記事数でした。

というのも、本ブログの開設日は2016年12月で、審査への申請を思い立ったのが2019年2月。開設から2年以上経過しているにも関わらず記事数は30にも満たない、いわゆる放置ブログだったからです。

ブログ運営期間が長いほど、それに比例した記事数が求められると考えていました。しかし、その仮説は間違っていたようです。

本ブログは、16記事で審査を通過しました。つまりまとめると以下の通りです。

ブログ運営期間と記事数は比例しない

記事数は運営期間に関わらず16あれば足りる

長期間放置したブログ、開設から年数が経過したブログでも、グーグルアドセンスの審査を通過できることを証明できました。

1記事あたりの文字数

1記事あたりの文字数のGoogleアドセンス審査基準に関しては、私は最低ラインを1500字と考え執筆しました。記事数との兼ね合いもあるかもしれませんが、内容を分かりやすく簡潔にまとめようとすると、どの記事も1500~2500字で自然に落ち着く気がして、そこから無理に増やしたり減らしたりすることはしませんでした。

1記事あたり最低1500字

カテゴリ数

Googleアドセンス審査通過時のカテゴリ数は3つでした。一般的には少ない方でしょうか。ただ、少ない分一つの分野について深掘りでき、独自性も高まるので多ければいいものでもないかと思います。私は「釣り」「アウトドア」に絞った3カテゴリーでしたが、ブログのテーマに合致したカテゴリであれば、数は問われない気がします。

また、1カテゴリあたりの記事数についても諸説ありますが、本ブログで一番記事数の少ないカテゴリで3記事です。

カテゴリ数は3つでも可

ブログのテーマに沿ったカテゴリ

カテゴリ内の記事数は最低3記事

アクセス数

ブログのアクセス数のGoogleアドセンス審査基準については確証が持てません。本ブログの合格時の1日あたりのpv数は約100でしたが、関係ないとの噂もあります。ただ、審査を通過し、いざ広告を貼ろうという段で、1日10pvしかないブログではどのみち収入獲得が困難ですので、やはり審査通過までに1日100pvを見込めるくらいまでには育てたいところです。

1日100pv以上

更新頻度

更新頻度はGoogleアドセンスの審査に関わるのか。

本ブログは前述のとおり2年間放置していました。申請を思い立ってからは、3ヵ月間、毎日3回程更新していましたが、その後、申請を諦めかけ、一ヶ月間は週一回程の頻度になりました。

…かなり不安定なブログ運営ですが、この情報から、審査基準は以下のようになるかと考えます。

3ヵ月以上昔の更新頻度は問われない

申請直前・直後も毎日更新する必要はない

週一回の更新でも審査に通過できる

「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」対策

パソコンを打つ女

さて、これまでご紹介してきた要素は、基本的に数値で示すことのできる定量的な基準だったので割りと分かりやすかったのではないかと思いますが、これだけで通過できるほどグーグルアドセンスの審査は甘くないです。

問題は、数値で表せない「質」の部分をいかにして高めていくかで、これが非常に厄介。

ちなみに私がGoogleアドセンス審査に落ちた理由は20回全て

「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」

でした。

「価値が低いってどういうこと?パクってないのに複製ってどういうこと?」多くの方が同じように苦悩していましたが、私もこの大穴にドはまりしました。

このケースの対策については、他のブロガーさん達の記事、ヘルプフォーラムの過去の相談記録等、ネット上に溢れるほどの情報があり、それらを参考にさせていただき以下のことを行いました。

文章の重複チェック

文章の重複がアドセンスの審査に影響するらしく、他のサイトとの重複をチェックするツール「CopyContentDetector」を使用しました。オークションサイトで、本ブログから引用したとみられる文章を発見し、(終了したオークションでキャッシュのみ残っている状態だったので)searchconsoleからコンテンツの削除リクエストを行いました。

無料&無制限で使えるコピーコンテンツチェックツール

無料&無制限で使えるコピペチェックツールです。表記ゆれなども検知することができます。…

見出し、改行の整理

見出し、改行もアドセンス審査に影響するらしいので整理をしました。

見出しはh2~h5までを、ルールに則り正しく使うよう修正しました。h3のデザインが好きで、h2より前の見出しに使用している記事もあったので。

改行については、文章のインパクトを狙って無駄に改行していた部分等を中心に大幅に整理しました。極力改行は入れず、段落を使用し文章を整理していきました。

カテゴリの整理

ブログ内のカテゴリも整理をしました。

特に「未分類」は使用しないことにしました。アドセンスの審査に通ったブログを見ても「未分類」のカテゴリは使われていなかったので。

また、サイトの趣旨からずれているカテゴリは、記事ごと削除しました。本ブログは釣り、アウトドアが中心なので、家電レビューは削除しました。

固定ページ作成

サイトの概要、サイトマップ、お問い合わせ、プライバシーポリシーを固定ページで作成しました。

プライバシーポリシーについては、多くのブログでアドセンス審査対策として、他のブログとの重複コンテンツ判定を避けるため、pdfに加工し貼り付ける形にしており、以下の記事を参考にさせていただきました。

ギガログ

Googleアドセンスの審査にプライバシーポリシーを載せることは必須!! みなさん言われていることですよね。 審査に通る…

記事の独自性向上

記事の独自性を高めるためリライトを繰り返しました。

具体的には、当初30あった記事を16に絞り、中身を再度校正しました。その際、誤字脱字チェックだけでなく、内容についても見直し、経験談を中心とした独自性のある文章に整えるとともに、吹き出し(プラグイン Word balloon)を導入し、装飾にも工夫しました。

Googleもこの「記事の独自性」はかなり重視をしているようです。

画像の整理

記事内の画像の整理を徹底しました。

基本的に自分で撮影した画像、またはフリーの画像のみを使用し、他のサイトから引用した画像は全て削除しました。また、使用する画像にはすべてalt属性(代替テキスト)を入力しました。

alt属性については、以下の記事が大変分かりやすく、参考にさせていただきました。

二歳差育児クロオ

記事を彩り、人の目をキャッチするブログの画像。 記事内の画像やアイキャッチ画像に、適切なALT属性・TITLE ... …

記事の削除リクエスト

削除した記事について、web上のインデックスを削除するため、search consoleにて削除リクエストを行いました。一部どうしても消えない記事がありましたが、そこは仕方ないので放置しました。

httpからhttpsへのリダイレクト設定

常時ssl化を行った際、抜け落ちていた作業です。pv数に支障が出なかったため放置していたのですが、これを機会に設定することにしました。

Googleアドセンス合格までの道のり

苦悩する男

以上、対策をさらっとまとめてはいますが、Googleアドセンスに合格するまでの道のりは非常に険しかったです。

追記・修正等を一つ行っては申請し非承認、また一つ行っては非承認と20回繰り返した3ヵ月間…。

そしてもうできることは全てやったと言える状態で20回目の申請。

それでも悲願の合格!…とはいかなかったんですよね。

この20回の申請の中で、記事数を4つまで絞って他の記事を下書きに戻したり、アフィリエイトリンクが良くないとの口コミを見て、アフィリエイトリンクを全て削除したりもしました。しかし何をやっても価値の低いコンテンツから抜け出せませんでした。

で、諦めたんですよね。完全に。

そして、下書きに戻した記事も公開し直し、アフィリエイトリンクも貼り付けなおし、自由気ままに再スタートを切ったのでした。

で、その一ヶ月後、なんとなく、21回目の申請をしてみたんですよね。何の期待もせず、本当にただなんとなくやってみただけなんですが…

そしたらまさかの合格。

前回申請時との違いは、アフィリエイトリンクを入れたこと、削除リクエストしてもインデックスに残っていた記事がちゃんと消えていたこと、非承認から十分に日にちを空けて再申請したこと。そのうち特に最後の二点が大事だったのかもしれません。

Googleアドセンス 私が合格した審査基準まとめ

まとめ

以上、私が合格したブログをもとに、Googleアドセンスの審査基準について考えて見ました。

アドセンス審査、諦めずに続ければ必ず受かります!っておっしゃる方もいらっしゃいますが、一度諦めて、一息入れて気が向いたら再挑戦するくらいの方がかえってよかったりするのかもしれません

  • 本記事に記載した対策の実行
  • 不合格後は日にちを十分おいて再申請

これがポイントでしょうか。

この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。

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