【万能ロッド比較】ダイワ セブンハーフはどんな竿?他のバーサタイルロッドと比較し調査!

  • 2020年11月4日
  • 釣具
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ダイワから2020年10月に、汎用ルアーロッド「セブンハーフ(7 1/2)」が発売されました。

…ところでここ最近、釣具メーカーがこぞって「バーサタイルロッド(万能ロッド)」の販売に力を入れている気がします。

ダイワで言うと、2020年3月にマルチルアーロッドとして「オーバーゼア」「オーバーゼアAIR」、2020年4月にはルアー汎用パックロッドとして「クロスビートsw」を続々とリリース。

シマノで万能ロッドと言えば、「FREEGGAME(フリーゲーム)」「BORDERLESS(ボーダレス)」「WORLDSHAULA(ワールドシャウラ)」あたりでしょうか。

今や一口に「万能ロッド」と言っても、長さ、硬さ、素材の違いなどにより、その種類は数百にものぼる状況です。シマノのボーダレスシリーズだけでも120近いラインナップがありますからね…。

それぞれ持ち味があるとはいえ、万能竿って、一本あれば万事解決するものかと思っていたんですが…。

そんな中で「ダイワ セブンハーフ」の登場。ここでリリースするからには、このセブンハーフにもそれなりの持ち味があるはず。

そこで今回は、このダイワの万能ロッド「セブンハーフ」について、その特徴を他の釣竿と比較しながら分析していきます。

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セブンハーフのコンセプト

セブンハーフブランクス

出典:Daiwa

ダイワの汎用ルアーロッド「セブンハーフ」のコンセプトは、ダイワ公式ホームページによるとこうあります。

「Create my fishing story あらゆるフィールドを自分流に楽しもう!」

…もっと自由な発想で、 好きな時間に、 好きな場所で、 好きな方法で楽しんで、 自分の好きなスタイルを見つけていただこうというわけ…

出典:Daiwa

つまり「時・場所・魚種を選ばず何でもござれのマルチロッド」というところでしょうか。

しかし、前述したように今までそんなロッドはごまんとリリースされてきた訳で、もう少し掘り下げることでセブンハーフの本当の特徴が見えてくるんじゃないかと思いますので、更に詳細を調べていきます。

セブンハーフの仕様

セブンハーフグリップ

出典:Daiwa

ダイワ セブンハーフには硬さの違う6タイプのモデルがあり、それぞれの仕様は以下の通りです。

品名標準全長
(m)
継数
(本)
仕舞
(cm)
標準自重
(g)
先径
(mm)
元径
(mm)
ルアー重量
(g)
エギ
サイズ
(♯)
適合ラインナイロン
(lb)
適合ラインPE
(号)
カーボン含有率
(%)
メーカー希望本体価格
(円)
76ULS-S229463850.89.91-72-60.15-0.49538,800
76LS941.210.43-153-80.4-0.895
76MLS1011.310.87-252.5-3.56-120.6-1.097
76MS1141.611.410-303.0-4.010-200.8-1.298
76MHS1231.811.915-403.5-4.512-251.0-1.597
76HS133212.415-5012-251.0-2.098

引用:Daiwa ※この表は横にスクロールできます。

その名のとおり「全長」は7フィートと半分くらいで各モデル統一。「継数」「仕舞寸法」「価格」も同じ。

違うのは主に硬さに関連してくる「先径・本径」「重量」と、それに伴い変わってくる「ルアー重量」や「エギサイズ」「適合ライン」です。

そしてそれぞれのモデルに対応する魚種は以下の通り。

アイテム対象魚
バストラウトナマズシーバスエギングアジ
メバル
小型
青物
ロック
フィッシュ
クロダイ
76ULS-S
76LS
76MLS
76MS
76MHS
76HS

◎:メインターゲット
〇:サブターゲット

引用:Daiwa ※この表は横にスクロールできます。

これを見ると、最も多くの魚種に対応できるモデルは「76MLS」次いで「76MS」。逆にそれ以外のモデルは「これ本当に汎用ルアーロッド?」と言いたくなるほど偏りがあります。

シリーズ全体として多様な魚種に対応していても、大概の方は購入するのはどれか一本な訳で…。

で、私としてはせっかくセブンハーフを買うなら、持ち味である汎用性が活きる「76MLS」か「76MS」で決まりかなと思います。

セブンハーフの特徴

セブンハーフ2

出典:Daiwa

ダイワ セブンハーフは仕舞寸法63cmと非常にコンパクトながら、ダイワの最新技術が盛り沢山に採用されています。

特徴的な技術をいくつかあげると、

  • 「X45」ブランクスをより強くする補強構造
  • 「エアセンサーシート」軽量化・高強度・高感度を実現するリールシート
  • 「HVF」竿に粘りと強度を加える高弾性カーボン
  • 「SICリング」変形に強く高品質なガイド
  • 「V-JOINT」キャストややりとりがスムーズになる接続構造

など。定価4万円近い価格からも伺えますが、かなり高品質な造りになっています。

セブンハーフと他のロッドと比較

ダイワ セブンハーフ

出典:Daiwa

上記の通り、セブンハーフの持ち味はズバリ「携帯性+高機能」だと思いますが、他のバーサタイルロッドと比較するとその特性がより良く分かります。

2020年リリースのダイワの新作ルアーロッドを比較対象に挙げるなら

まず「クロスビートSW」

こちらはテレスコピック型で携帯性は抜群の万能ロッドですが、価格の安い初心者向けのパックロッドになっており、機能でセブンハーフに劣ります。

なお、クロスビートswについては以下の記事で詳しく紹介しています。

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2020年4月にダイワ(Daiwa)から、「クロスビートSW」が発売されます!(function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arg[…]

ダイワクロスビートSW

また「オーバーゼアAIR」

こちらは高機能な万能ロッドですが、飛距離重視で全長・仕舞寸法が長く、携帯性でセブンハーフに劣ります。

なお、オーバーゼアAIRについては以下の記事で紹介していますのでご参考まで。

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2020年、ダイワからマルチルアーロッド「オーバーゼア(OVERTHERE)」が発売されました。サーフ、堤防でのルアーゲームで幅広く使えると評判のこのロッド、初心者用のショアジギングロッドを探していた中で目に留まったのですが、他のロ[…]

また、ダイワで、携帯性が高くかつ高機能なルアーロッドと言うと、シーバスロッドの「モアザンモバイル」「ラテオモバイル」あたりを思い浮かべますが、汎用ルアーロッドのカテゴリにそういったモデルがダイワにはまだなかったようです。

という訳で、「携帯性が高く高機能なパックロッド」というのがセブンハーフの立ち位置です。

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セブンハーフで釣りの新しい楽しみ方を!

セブンハーフとリール

出典:Daiwa

以上、ダイワの万能ルアーロッド「セブンハーフ」についてでした。

その携帯性、機能の高さから、特に電車釣行メインの上級者には大変重宝するかと思います。

ただ、私が感じるこのロッドの一番の魅力は、「一本のロッドで多様な釣りを体験できる楽しさ」にあると思います。

シーバスならシーバスロッド、青物ならショアジギングロッド、エギングならエギングロッド…と、専用ロッドを使用した方がより有利であることは確かですが、このセブンハーフならそれらの釣りにマルチに対応でき、一本のロッドで様々な引き味を味わえます。

様々なシチュエーションで常に同じ竿を使い続けることで、取り回しが上達し、感度が研ぎ澄まされ、次第に手足のような感覚で魚と対峙できるようになるのではないでしょうか。

セブンハーフはそんな風に釣りを楽しめる釣竿。単に釣果を追い求めるだけが釣りの楽しみ方ではないことに気付かせてくれるロッドだと思います。

この記事が、皆さんの釣りの新しい楽しみ方の発見に繋がれば幸いです。

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