「初心者におすすめの釣り方って、サビキ釣りしかないの?」
確かに、サビキ釣りは誰にでも簡単に始められるビギナーにうってつけの釣法ですが、何もサビキ釣りに拘らなくとも、初心者が楽しめる釣り方は他にたくさんあります。
昨今の釣りの進歩は著しく、より簡単・確実に魚を釣るために様々な工夫を凝らした仕掛けが生み出され続けています。
ただ、裏を返すと釣りの種類は多様化し、道具が増え、個々の釣り方によりテクニックが求められるようになり…。
きっとそれが、知識・経験の少ない初心者にとって足を踏み入れづらい要因になっているのではないでしょうか。
そこで今回は、その複雑化した釣りの種類を一覧にまとめ難易度を整理し、その中で初心者がトライしやすい釣りについて、仕掛けや釣り方のコツなどを深掘りして解説していきたいと思います。
釣りの種類と難易度
釣りの種類について、主なもの12種類を一覧表にまとめてみました。なお記載した難易度は、自身の経験や、息子・友人に釣り方を教えた際の手応え等を基にした私の主観評価ですのでご参考まで。
釣りの種類 | 釣れる魚 | 難易度 |
ウキ釣り | チヌ、メジナ等 | |
ダンゴ釣り(紀州釣り) | チヌ等 | |
投げ釣り | キス、カレイ等 | |
カゴ釣り | サバ、マダイ等 | |
サビキ釣り | アジ、イワシ等 | |
穴釣り | カサゴ等 | |
ミャク釣り | チヌ、ニジマス等 | |
泳がせ釣り | 青物、ヒラメ等 | |
ルアー釣り | 青物、バス、イカ等 | |
フライ釣り | ニジマス、ヤマメ等 | |
船釣り | 様々 | |
友釣り | 鮎 |
以上、大まかに12種類に大別しましたが、釣り方ごとに更に細分化していくと、その種類は数えきれないほど存在します。
初心者には難しい釣り方
上記12種類の釣り方のうち、難易度4以上の釣りは初心者には難しいと言えるでしょう。
ルアー釣りは技量で釣果に大きく差が付く
ジギング、エギング、アジング、メバリングなど、最近流行りの「ルアー釣り」は、ゲーム性が高く、はまると抜け出せなくなる面白さがあります。
しかし、遠投や誘いなどの技術が求められ、その技量により釣果に大きく差が出る釣りなので、初心者には練習が必要で、特に初釣行では満足いく釣果を残せない可能性が高いです。
それでもルアー釣りがしてみたい!という方は以下の記事を参考にしてみてください。
海のルアーフィッシング、最近流行ってますよね。中でも、金属のルアー(ジグ)を使って陸から青物等を狙う「ショアジギング」が特に人気を集めています。しかし、そのショアジギングに必要な道具を調べると、なんだか色々複雑。ネット上にも[…]
「海の魚がルアーで釣れる!」一昔前はブラックバス一辺倒だった日本のルアーフィッシングも、その後目覚ましく進化を遂げ、近年では様々な魚をターゲットに楽しめるようになりました。特に海のルアー釣りでは、エサでもなかなか釣れない難易[…]
船釣りは周りに迷惑をかける恐れあり
船釣りは、基本的に乗合船で他の釣り人と一緒に行動することになります。船長の合図のもとテキパキ動かないと、周りとタナが合わず魚が散ってしまったり、糸が隣の人と絡む…など足を引っ張って、それが原因で釣りが嫌いになってしまう恐れもあり、初心者にはおすすめできません。
船釣りは、ある程度釣りの勝手を知ってから臨んだ方が良いかと思います。船釣りを始めてみたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
釣りを楽しむフィールドには「磯」「堤防」「渓流」などありますが、その中で最も敷居が高く、初心者が足を踏み入れづらい場所が「釣り船」(船釣り)ではないでしょうか。だってそうですよね…[word_balloon id="2" p[…]
ミャク釣り、フライ釣り、友釣りも初心者には不向き
ミャク釣りは仕掛けが単純で道具が安く揃えられるところは良いですが、糸や竿先の動きに神経を使う繊細な釣りになります。
フライ釣りは釣り方が特殊で応用が効かない釣りです。釣りができるフィールドも限られます。
友釣りは竿など道具がとても高価。また活き餌を使ったり、ウェーダーを着て川の中に入ったりとハードルがかなり高い釣りです。
以上のことから、ミャク釣り、フライ釣り、友釣りも、初心者にはおすすめしづらい釣り方です。
初心者におすすめの釣り方6選
一覧表に挙げた釣りの種類うち、初心者におすすめの釣り方として、比較的難易度の低い「ウキ釣り」「ダンゴ釣り」「投げ釣り」「カゴ釣り」「サビキ釣り」「穴釣り」の6種類をピックアップし、各々の仕掛けや釣り方のコツ、初心者におすすめする理由などを紹介します。
ウキ釣りの仕掛けとコツ
皆さんも、釣りと聞いてまず真っ先に頭に思い浮かべるのは「ウキ釣り」ではないでしょうか。
ウキ釣りとはその名の通り、ウキから伝わる魚信を捉えて魚を釣る、言わずと知れた釣法。そんなウキ釣りも深掘りすると実は様々なバリエーションがあるのですが、ここでは中でも最もシンプルな「固定仕掛けのウキ釣り」を中心に紹介します。
ウキ釣りの固定仕掛け
ウキ釣りの固定仕掛けは以下の通りとてもシンプルです。
出典:海釣りスタートガイド
竿は3.6~5.4mの延べ竿(硬調、先調子)、道糸はナイロン2号、ハリスはナイロン1.5号、針はチヌ2号あたりの組み合わせが使い勝手が良いでしょう。
初心者でも簡単に作れる超シンプルな仕掛けで、メジナやウミタナゴなど様々な小物釣りが楽しめます。
ウキ釣りのコツとウキフカセ釣り
この仕掛けのコツは、魚のいるタナにウキ下を合わせること。ゴム管の位置を調整して、中層から下層に設定してあげましょう。
また、アミ(コマセ)を撒き、付け餌と同調させると、更に魚が寄ってきて釣りやすくなります。この釣り方を「ウキフカセ釣り」といい、本格的に試みようとするとかなり奥が深く、高度な技術も必要です。ちなみに以下のような仕掛けを使います。
出典:ヒロキュー
この釣りを体得するためには、ウキの特性を知ることと、ガン玉と呼ばれるオモリをうまく使うことが重要です。以下の記事を参照してみてください。
釣具屋でウキを探すと、実に様々な製品が並んでいて、「こんなに形や浮力の違うウキがあるけど意味あるの?」と思う方も多いのではないでしょうか。ウキの選択は、釣りにおいて釣果に直結する重要な要素。魚のいる場所(タナ)へ如何に違和感[…]
「ガン玉」「割りビシ」は、釣りで使われるオモリの一種。豆粒のように小さな代物ですが、釣果を上げるために非常に重要な役割を果たします。ただ、このガン玉・割ビシは重さの表記が難解。「B」「G」「号」「小・大」など様々な単位が混在し非常に[…]
なお、ウキフカセ釣りに最適な竿は以下の記事で紹介しています。
フカセ釣りには、長くて柔らかな「磯竿」が必要です。磯竿は、堤防や磯でエサ釣りをする際の基本の一本となり使用頻度も高いので、ある程度品質の良いものを所持しておきたいところ。私もフカセ釣りが好きで、これまで多くの磯竿を使用してき[…]
ウキ釣りを初心者におすすめする理由
ウキ釣り(固定式)を初心者におすすめする理由は主に以下の三点。
- 仕掛けの準備が簡単
- 魚の強い引きを直に楽しめる
- ライントラブルが少ない
初心者が実践しやすく、特にファミリーフィッシングでおすすめの釣り方の一つです。
固定仕掛けに慣れてウキフカセ釣りにステップアップできると、釣れる魚のサイズアップも期待できますよ。
ダンゴ釣り(紀州釣り)の仕掛けとコツ
ダンゴ釣り(紀州釣り)は、チヌを簡単かつ確実に釣るために開発された釣法の一つ。
麦や集魚材を配合した粉でエサを付けた針を包んで団子状に固め、海底に放り投げ、しばらくするとダンゴが割れ、現れた付けエサに獲物が食い付く…という仕組みです。
ダンゴが割れると付け餌が少し浮き上がりウキに反応がありますが、そこでは竿は動かさずじっと待ちます。次に出た反応は魚のアタリですので、しっかりと竿を立てて合わせをいれましょう。
ダンゴ釣りの仕掛け
ダンゴ釣りの仕掛けは、ウキフカセ釣りにも使用される磯竿と小型スピニングリールが基本です。
ダンゴ釣りのコツ
ダンゴ釣りのコツは、ダンゴ投入時のウキを水面ギリギリにセットすることでしょうか。
チヌは基本的に底にある餌を上から捕食するので、餌が浮いてしまうと食いが悪くなります。ダンゴが崩れたあと、ウキの浮力で仕掛けが浮きますが、この時に付け餌をいかに底の位置に保てるかが重要なポイントだと思います。
また、細いハリスを使用するため、リールのドラグはハリスが切れないよう念入りに調整しておくことも、基本ですが大事なコツです。
ダンゴ釣りを初心者におすすめする理由
ダンゴ釣りを初心者におすすめする理由は以下の2点です。
- ウキフカセ釣りより簡単にチヌなど大物が狙える
- 主に堤防・漁港など安全な場所で楽しめる
ダンゴ釣りは、大物が期待できる釣り方の中では難易度が低めかと思います。集魚材となるダンゴの配合が地域によって様々で奥が深いため、そこが難しいといえは難しいのですが、基本的な手順さえ一度覚えれば、ビギナーでもわりとあっさりチヌを仕留ることができます。
昔、ウキフカセ釣りで何度挑んでも一向に釣れなかったチヌを、紀州釣りで簡単に釣り上げることができた私の経験を踏まえると、紀州釣りこそ、最も簡単にチヌを釣り上げることができる釣り方だろう…と、勝手に思っています。
投げ釣りの仕掛けとコツ
投げ釣りはオモリの付いた仕掛けを遠投して海底の魚を狙う釣り方です。主なターゲットはシロギス、マダイ、クロダイ、カワハギなど。サーフや堤防から楽しむことができます。
投げ釣りの仕掛け
投げ釣りのタックルはターゲットにより異なりますが、シロギス狙いなら、サーフ用投げ竿30号4mに投げ釣り用リール、仕掛けは固定式L型テンビン20号に2~3本針などでしょうか。
砂ずりは付けない方が仕掛けがよりシンプルになり、入門者には扱いやすいかもしれません。付けなくてもそれほど支障はないと感じます。
投げ釣りのコツ
投げ釣りのコツは、飛距離を伸ばすこともひとつですが、一番にはエサをケチらないことでしょうか。
エサはアオイソメがスタンダードですが、虫エサには特効エサがあります。シロギス狙いならチロリ、大型魚狙いならイワイソメやユムシなど。
これらの特効エサは高価ですが、効き目は絶大です。私もシロギス狙いなら必ずチロリを持っていきます。
投げ釣りを初心者におすすめする理由
投げ釣りを初心者におすすめする理由は以下の3点。
- ボウズ率が低い
- 仕掛けが簡単
- 他の釣りに応用が効く
魚は基本的に上層~中層より海底に居ることが多く、投げ釣りはそこを集魚効果の高い生きた虫餌で探るので、投げ方さえ覚えれば初心者でも高確率で釣れるはずです。
仕掛けも簡単で、ヨリ戻し、オモリ、スナップ付の仕掛けを付けるだけ。
また、遠投は、後述するカゴ釣りやウキサビキ釣りなどにも必要となる技術なので、ここで覚えておくと様々な場面で役立ちます。
ただ、重たいオモリを思い切り投げるので、投げ方を覚えるまでは安全に十分配慮する必要があります。初めて投げ釣りに挑戦するなら、周りに人の少ない砂浜など広い場所を選び、ある程度練習することをオススメします。
カゴ釣りの仕掛けとコツ
カゴ釣りは陸からオモリ付のコマセカゴを遠投し、沖の潮目を狙う釣法。思い切り遠投しタナが取れたところで、竿をあおってコマセをばらまき、付け餌を同調させ、しばらくアタリを待つという釣り方です。
カゴ釣りの仕掛け
カゴ釣りの竿は、専用竿もありますが、遠投磯竿3~4号または投げ釣り用の竿でも代用可能です。
リールは中型~大型が必要。道糸はナイロン5号と太めの仕掛けになります。
カゴ釣りのコツ
カゴ釣りのコツの一つは、ハリスの巻きグセをしっかりとることだと思います。
とにかく絡ませない事が大事。特に市販のハリス付の針を使用する場合は要注意です。そのまま使うと、下手をすると投げる前に絡みます。
ベストは仕掛けを自作し、巻きクセの付きにくい大型の仕掛け巻きに巻いておくこと。これによりお祭り率は激減します。
また投げる際は、真上に振りかぶり、剣道の面を打つように投げると正面に飛び、失投を避けることができます。
カゴ釣りを初心者におすすめする理由
カゴ釣りの難易度は少し高めです。それでも初心者にすすめる理由は以下の2点。
- 大物の期待大
- コマセと付け餌の同調にテクニック不要
カゴ釣りは、カゴとハリスを絡ませやすい、重い仕掛けの遠投が必要、餌交換のサイクルが早い…など、かなりの神経と体力を消耗する釣りです。が、コマセと付け餌はオートで同調し、ウキフカセ釣りのように潮の動きを読むなどのテクニックが不要なため、コツさえ掴めば初心者でも陸からマダイなど大物が釣れる夢のある釣法です。
サビキ釣りの仕掛けとコツ
サビキ釣りは、コマセカゴと複数の枝針が付いた仕掛けを上げ下げし、アジなど回遊魚を狙う釣法。初心者の王道仕掛けといえばこれでしょう。
サビキ釣りの仕掛け
サビキ釣りの仕掛けは下図のとおり。上カゴ式と下カゴ式がありますが、どちらも釣果に差はないと思います。
出典:釣り百科
上カゴ式は、底で根掛かりした際にロストするのがオモリのみで済むため経済的です。下カゴ式だとコマセカゴごとロストする可能性が高いので。
一方、下カゴ式は、遠投する際に重心がコマセカゴに集まるので投げやすいという利点があると感じます。
竿については、投げ竿、磯竿、延べ竿などほぼなんでも対応可能ですが、初心者なら長めのルアー竿が扱いやすくて良いです。私のオススメはダイワのクロスビートswシリーズ。
2020年4月にダイワ(Daiwa)から、「クロスビートSW」が発売されます!(function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arg[…]
サビキ仕掛けには「スキンサビキ」「バケサビキ」「トリックサビキ」の三種類があります。
一般的に、スキンサビキは主にアジ、イワシ、サバ、タカベに効果的。「バケサビキ」はアジ、イワシ、サバの他、メバル、コノシロ、ウリボウなどにも効きます。「トリックサビキ」はセッティングが面倒なものの、上記の魚に加え、ウミタナゴ、メッキ、カワハギなど何でもござれの万能仕掛けになります。
サビキ釣りのコツ
サビキ釣りのコツを何点かあげてみます。
一つ目のコツは「誘い」と「待ち」を繰り返し続けること。サビキ釣りは、カゴを上下に動かすことで、誘いと撒き餌を同時に行います。コマセの煙幕の中で動く針を食わせるので、基本的に竿を動かさなければサビキ釣りは始まりません。ですが、一定の間隔で手を止めて、数秒間待ちの時間を作るのも効果的です。
2つ目のコツは「手返し」良く釣ること。釣れているときは、寄ってきている群れを逃がさないように、釣れた魚をテキパキ外し、直ぐ様仕掛けを再投入しましょう。
また、周りが釣れているのに自分だけ釣れていない場合は、タナの深さやサビキ針(色や皮の種類)を変えてみるといいでしょう。
タナは一般的にアジなら底から2~3m上、イワシなら更にその少し上を回遊していることが多いです。サビキ針はスキンかトリックかの違いで食いが全く違うこともあります。
更に、サビキ仕掛けに一工夫することで初心者や子供でも必ず魚が釣れる方法を以下の記事にまとめましたのでご参考まで。
[word_balloon id="4" position="L" size="M" balloon="talk" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_border="fals[…]
サビキ釣りを初心者におすすめする理由
サビキ釣りを初心者におすすめする理由は以下の三点。
- テクニック不要
- 仕掛けが簡単
- 回遊に当たれば大漁が期待できる
夏~秋にかけての回遊魚シーズンには、思わぬ大物がかかる場合もあります。
なお、サビキ釣りの詳細は以下にまとめたのでご参考まで。
海の堤防釣りで人気の釣法「サビキ釣り」。簡単に魚を釣ることができる初心者にオススメの釣り方として、以下の記事でも紹介しました。[sitecard subtitle=関連記事 url=https://kawauma.com/post-[…]
穴釣りの仕掛けとコツ
穴釣りはテトラポット等の穴から仕掛けを落とす釣法。一つ一つアタリをを探っていくワクワク感とカサゴなど美味しい根魚が釣れるのが穴釣りの魅力です。
穴釣りの仕掛け
出典:ルアマガ+
穴釣りのタックルは1~1.5m程の短い竿と小型のリールを使い、仕掛けはブラクリという錘のついた針を使います。非常にシンプルで扱いやすい仕掛けです。
穴釣りに必要な道具の詳細は以下の記事で紹介しているのでご参考まで。
テトラポットや消波ブロックなどの隙間から居付きの根魚を狙う「穴釣り」。カサゴ、キジハタ、アイナメなど食べて美味しい魚が釣れる上、厳寒期にも一定の釣果が期待でき季節を問わず楽しめるとあってファンの多い釣りです。仕掛けが単純で初[…]
穴釣りのコツ
穴釣りのコツは、強い誘いとゆっくりした誘いを併用することです。
大きく強く上下に誘うと集魚効果は高いですが、根掛かりのリスクは高くなります。ゆっくり誘うことで根掛かりは抑えられるので、初めはゆっくり誘い、地形の感覚を掴みながら時折強い誘いを織り混ぜていく…ような形で攻めると、仕掛けのロストを抑えて効率よく釣ることができます。
穴釣りを初心者におすすめする理由
穴釣りを初心者におすすめする理由は以下の3点。
- 仕掛けがシンプルで扱いやすい
- 年中楽しめる
- 電車・自転車釣行もいける
穴釣りは仕掛けがシンプルで、ロッドも短いので荷物が少なく、電車・自転車で気軽に釣りに出掛けられるところが魅力です。
ただし、基本的に穴釣りはテトラポットなど足場の悪いところを探っていくため、初心者はライフジャケットを必ず着用し、安全第一で無理のない範囲で行ってください。
初心者におすすめする釣りの種類まとめ
出典:好奇心の旅
ということで、今回は「初心者におすすめする釣りの種類」について、各々の難易度を整理し、仕掛けや釣り方のコツ、おすすめの理由などをご紹介しました。まとめると
釣りの種類 | 初心者におすすめする理由 |
固定ウキ釣り | ライントラブルが少ない |
ダンゴ釣り | 大物期待値が大きい |
投げ釣り | ボウズ率が低い |
カゴ釣り | 大物期待値が大きい |
サビキ釣り | 簡単でハマれば大漁 |
穴釣り | コンパクトで電車・自転車可 |
以上、「サビキ釣り」以外にもたくさんの釣りを紹介しましたが、この中で自分と相性の良い釣りを見つけていただきたいと思います。
なお、初心者の釣竿について、また釣りに必要な道具とその予算について、以下の記事にまとめていますので、入門者の方は参考にしてみてください。
「初心者用の釣竿」を探しているけど、正解か分からない…とお悩みの方へ、釣り歴30年の私が、ベストロッドの選び方と、オススメの一本をご紹介します。ここで重要なことは、初心者と一括りに言っても、ニーズは人それぞれ異なるということ。[…]
海釣りに必要な道具は「釣竿」と「リール」だけではありません。他の細々した小物が意外と大事。ただその中には、釣りに「必要不可欠」なものもあれば、「あったら便利」程度のものあり、その重要度が分かりにくかったりします。特に釣り未経[…]
それでは、皆さんの充実したフィッシングライフをお祈りします。