堤防・磯で釣れてしまう海の危険生物…【ミノカサゴ、ゴンズイなど】

潮風を感じ、青い空を眺めながら釣糸を垂らすのは気持ちのいいものです。魚が釣れたら更に爽快!

ですが、釣れた魚には不用意に触ってはいけません!

海には猛毒を持った魚がウヨウヨいます。
大怪我をしてしまってはせっかくのすがすがしい休日が台無しに…
それどころか命に関わる可能性も…!?

そんなことにならないように、磯・堤防で釣れる危険生物についてここで事前に知っておきましょう。
※以下の画像は「web魚図鑑」より引用

ゴンズイ

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危険度4:●●●●○

初めて見る方、第一印象は恐らく
「めちゃカワイイ!」か、「めちゃキモい…!」
のどちらかに割れると思います。
ちなみに私は前者の方だったのですが…少なくとも小さなお子さんは、このつぶらな瞳と妖しい髭に強烈に魅了されると思います。

この魚、そんなキュートな見た目とは裏腹に、毒針を携えた非常にデンジャラスなやつです。
プリプリ可愛く誘ってくるところがまた厄介。

毒性は、スズメバチの10倍くらい。
刺されると激痛のみでは済みません。例えば親指なら2倍以上腫れ上がります。患部が壊死したり、老人や子供の死亡例もあるようです。

背ビレと胸ビレの毒針は鋭く、長靴も貫通するので足で蹴らないこと!
友人は長靴越しに刺されました。
これやっちゃう方、結構いるみたいです。
また、死んでいても毒は残っているので油断禁物。

夜中に釣れることが多いので、暗い中誤って触ってしまう方も多いようです。

毒性の強さ、魅惑的な風貌、夜の暗がりに紛れて出没する達の悪さから、危険度4に認定します。

アイゴ

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危険度4:●●●●○

このトガった出で立ちと毒々しい模様。一目見て「こいつヤバくない?」と勘付かれるかと思います。

堤防や磯でクロダイを狙っていると、外道でよくかかります。引きが強く、楽しませてくれるのですが、こいつも猛毒を持っています。

毒性は、ゴンズイよりも強いそうです。
激痛はもちろん、患部の壊死、下手すると死に至る猛毒です。

背ビレ、腹ビレ、尻ビレに毒の棘が沢山あります。
上・下・後方をここまであからさまに武装されると、逆に捌いてやりたくなります…

で、ヒレというヒレをハサミでジョキジョキ切って、塩焼きにして食べてみたことがあるんですが、なかなかの美味。身はしっかりとしていて食べごたえがありました。

毒性は非常に強いですが、「触るな危険」と見た目で訴えてくるため、沸き起こる警戒心と相殺して、危険度はゴンズイと同じ4としておきます。

ハオコゼ

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危険度4:●●●●○

カサゴの赤ちゃんですか?
と、ナメてかかると大変なことになります。体長は8㎝ほどと小さいのですが、このニワトリのトサカを想起させる頭上の背ビレには猛毒が仕込んであります。
別名「海のニワトリ」と呼ばれています(私が勝手に命名)。

こいつも堤防でよく釣れる魚です。ファミリーフィッシングでお子さんのちょい投げ仕掛けに食い付くこともよくありますので注意してください。

毒性はアイゴやゴンズイほど強くありませんが、刺されると半日程痛みが引きません
そして毒性の強さはさることながら、注意すべきは釣れた後の執念深さにあります。

針を外そうとすると、指を狙って果敢に跳び跳ねまくります。それはもう、空を飛ぼうと必死にもがくニワトリのごとくバッタバッタと。
体が軽い分、かなりの跳躍力があるので危険です。
私は怖いので糸ごと切ってリリースしますが、針を外される方はくれぐれも注意してください。

毒性の強さ、執念深さ、ニワトリっぽさから、危険度4に認定します。

ミノカサゴ

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危険度4:●●●●○

なんとも鮮やかな縞模様。色を主張せずに、柄と形のみでここまでお洒落に仕立ててくる魚は他に類を見ません。オシャレ度なら確実に5点満点をあげたいところ。「海の貴婦人」の異名も頷けます(この別名は本当にあります)。

そしてバラには棘があるように、この美しい貴婦人も、やはり持っています。背ビレに強烈な毒針を。

毒性は、ハオコゼと同レベルと考えて良いと思います。痛みだけでなく、発汗、吐き気を引き起こし、呼吸困難に陥ることもあるみたいです。

また攻撃的で、近寄ってくるダイバーを襲うこともあるらしいです。
これだけめかし込んで誘惑してくる割には、誘いに乗ると突き放してくる…「貴婦人」と命名した方のセンスに脱帽します。ハオコゼの「ニワトリ」の比ではありません。

毒性の強さに、きらびやかなルックスと、性格の悪さを加点して危険度4に認定します。

オニカサゴ

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危険度5:●●●●●

「鬼」ですよ?
もう見るまでもなく、名前からして恐ろしいこの魚、やはり猛毒を持っています。

毒性は、ハブの20倍弱と言われています。
痛み的には、大のおとなが死を覚悟するほどもがき苦しむレベルです。刺された瞬間、体が硬直して動けなくなったとの話も聞きます。

投げ釣りで釣れることもあるのですが、数はそれほど多くありません。基本的には沖の中深場に生息する魚です。

私は船に乗って、あえて沖へこの魚を狙いに行きます。なぜかって?とても美味しいからです。
非常に淡白なんですが、身の締まりが普通のカサゴの比ではありません。煮付けにすると違いが良くわかります。
私は大体、刺身か鍋にして食べています。

先日、2キロ級を釣り上げましたが、見た目、恐すぎです。魚ではなく怪獣です。魚とは呼べません。
体もゴツゴツしていて骨太で…一匹捌くのに一時間かかりました…。

毒性の強さ、見た目の恐ろしさから、危険度5に認定します。

以上、危険な魚特集でした。

魚が釣れたときに、その場でどんな魚か調べる場合、ネットだと検索ワードを絞りこみづらかったり、画像の切り替えに時間がかかったりと、結構不便です。

冊子を持っていると、パラパラめくりながら写真で一目で探せて便利です。

また、こういう危険生物の話をすると、小学一年生のうちの息子が目を輝かせて食いついてきます。子供への参考書としてもいいかもしれません。

以上、参考になれば幸いです。


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