【新釣法】竿マキコボシ釣りで真鯛を半日で11尾釣り上げた手順を公開!

大漁に釣れた真鯛

「マダイ40cm超」

釣り師のステータスとして誇れる実績だと思いますが、このクラスの真鯛を入れ食いで釣り上げられる凄まじい釣法をご存知でしょうか。

ズバリ、竿マキコボシ釣法です。

私は6年前からこの釣りに魅了され、以来、シーズンになると毎年この釣法でマダイを狙いに出かけます。

川馬
川馬
これがもう、ほんと釣れるんよ!

この「竿マキコボシ釣り」は最近開発された釣り方なのか、知っている人が少なく、なかなか参考になる情報が見つかりません。私はたまたま伊豆へ真鯛を釣りに行った日に、お世話になった釣りボート屋さんからこの釣り方を教わりました。そこから多少のアレンジを加えているので基本の釣り方と異なる部分があるかもしれませんが、今回はその竿巻きこぼし釣りの手順や道具、魅力について、経験をもとにご紹介したいと思います。

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竿マキコボシ釣りとは

端的に言うと、静岡の伊豆で行われている伝統釣法「まきこぼし釣り」を、竿とリールを使いアレンジした釣り方です。

以降でも説明しますが、道糸にハリスを直結するだけの究極にシンプルな仕掛けを使い、それをコマセを盛った砂タイルに巻きつけ、タナまで落とし込みます。テンビン、プラカゴ、ウキなど一切使いませんので、アタリを非常に繊細に感じとることができ、魚の重みを直に感じるエキサイティングなファイトが楽しめます。一度あの引き味を覚えてしまうと、他の釣りが味気なく思えてしまいます。

昨年の春は、早朝~11:00までの半日足らずの間に、40㎝前後の真鯛を11匹釣り上げました。クーラーが満杯になったので引き上げましたが、続けていたら20尾は超えていたかもしれません。

川馬
川馬
まあ、毎回そううまくはいかんけどね。

手漕ぎボートを借り、波の穏やかな湾内で釣りを行うので、船酔いすることもありませんし、自分のペースで周囲に気を使わず楽しめるのも魅力です。

魚の豪快な引きを感じたい!
どうせ釣りに行くなら大物を釣りたい!
場所取りや周囲への気遣い抜きで気楽に楽しみたい!
人と違う釣り方で釣果に差をつけたい!

という方にお勧めの釣り方です。下記に、昨年春に爆釣した時の道具や手順をまとめて記しましたので、興味のある方は参考にしてみてください。

用意した物

【竿】ダイワ リーディングXFショート145

長さ150㎝程 錘負荷30号程 調子5:5~7:3であれば可。

【リール】ダイワ イッツICV150

カウンター付き両軸リールであれば可。

【道糸】トヨフロン PREMIUM船ハリス 5号

フロロカーボン5号であれば可。重みのある糸が必要。

【仕掛け】トヨフロン PREMIUM船ハリス4号7mのハリスに、がまかつ真鯛王9号の一本針

フロロカーボン4号7mのハリスに、マダイ針9号~10号であれば可。

【砂タイル】LIP(ローインパクトプレート)

LIP マキコボシ釣り 用 砂 ローインパクトプレート(初回注文は

店舗だと地元の釣具店でしか扱っていないため、私はネットで予め購入しています。

【オモリ】水深測り用 ナス30号

【タモ】直径50㎝程の大きいもの

【クーラーボックス】お好みのもの

【餌】(約半日分)
・オキアミ(L~LL)  付け餌用1パック
・アミ 1kg

【その他】
・ハサミ
・タオル
・水汲みバケツ
・ライフジャケット(ボート屋で無料で貸し出していることが多い)

釣り方(ボートの予約から)

①ボート屋に予約を入れる。

「○月○日に、○人で手漕ぎボートをお借りしたいのですが」といった具合。5月は真鯛のベストシーズンですので、一月前に予約を入れました。

②当日、ボート屋で受付を済ませて乗船

初心者ならポイントまで引っ張ってくれる良心的な店もあります。

また、基本的に海でボートが出せる場所は波が穏やかな湾内です。ボートに乗るのが初めての方でも事前に漕ぎ方を調べておけば問題ないと思います。
ただ、初めはできれば二人で乗船することをお勧めします。(二人ならもし何かあっても助け合えるので。)

③ポイント到着 釣り開始!

Ⅰ 準備

竿にリールをセットして道糸に仕掛けを直結する。

この日はスイベルを使用しませんでした。スイベルをつける場合は、ガイドの大きい竿を用意する必要があるのですが、当時そのような竿を持っていなかったためです。スイベルを使わない分、仕掛けがヨレて絡まる事が多いのですが、使わなくても釣果には大して影響ないようです。

Ⅱ 水深を測る

リールのカウンターを0にリセットした後、仕掛けの針にオモリ(ナス30号)を引っかけ、落ちないようにゴム菅を針に刺し留めて海底に落としていく。
水深が測れたら、底から3~5メートルほど巻き上げる(そこがマダイのタナ)。

真鯛は底から1~7メートル付近にいることが多く、この日は底3メートル辺りからはじめました。

Ⅲ 手繰って巻き上げ

タナを合わせたら、リールを使わず手で道糸を手繰り、針先に行き着いたらオモリを外す。
手繰った道糸は船の中には入れず、海に入れる。(船に入れると絡まってしまいます。海に入れれば自然に沈んでいくので絡まりません。)

Ⅳ 餌をセットする

針にオキアミを刺し、LIPの上に乗せ、その上にアミエビを玉子一個分くらい掴んで乗せ、ハリスをLIPにグルグルと結構強めに巻いていく。(ハリスと道糸の継ぎ目まで巻く。)
竿まきこぼし釣りでの仕掛けの巻き方
こうして…
マキコボシ釣りでリップにオキアミを乗せる
こうやって…
巻きこぼしでのローインパクトプレートの使い方
こんな感じ。

なお、オキアミを刺した針をLIPに乗せる際は、針先を2、3匹の他のオキアミでサンドしてあげるとライントラブルを軽減できます。

Ⅴ 仕掛けを落とす

LIPを海面に置くようにして静かに沈める。20秒程経つと、竿先にLIPの重みを感じます。(アタリと間違えて合わせないように!)コロコロコロコロ…と竿先に伝わる振動は、LIPに巻かれたハリスがほどけている証拠です。

10秒程経つと、フワッとLIPが完全に離れる感覚があります。この直後の数秒間が1度目の食い付きポイントです。竿先に精神を集中しましょう。

あたりがなければ、60秒ほど待ち、その後、リールから親指で少しずつ道糸を送り出して行きます。この最中が2度目の食い付きポイント。

水深一杯まで糸を出してアタリを待ちます。

Ⅵ 仕掛けの回収

アタリがなければ仕掛けを回収する。
リールを巻いて回収すると、また仕掛けをタナまでの長さ分引き出さなくてはならないので、手繰って回収します。Ⅲの時と同じように手繰った糸は海に入れます。

針先まで行き着いたら、Ⅳ~Ⅵを繰り返します。

以上、これだけの説明ではなかなかイメージがつきにくいかもしれませんが、1度手順をつかめば非常に簡単です。

当日の釣果と考察

この日は大潮の日曜日でした。am6:30から釣り始め、3時間で真鯛2尾とまずまずの釣果。更に上記の手順を繰り返し行い、am10:30頃、突如爆釣タイムに突入!

はじめの4尾程は完全にむこう合わせ。鰺のアタリのように竿先が一瞬で海面に突き刺さりました。

仕掛けを落とす→LIPが離れた直後に食う→釣り上げる→仕掛けを落とす…の作業を、オートメーション化された機械のごとく単調に行い続けていると、次第にタナが上がってきたようで、まだハリスに巻かれた状態のLIPに、真鯛達が猛烈に突進を繰り返して来るのが竿から伝わってきます…何という食欲。お陰でハリスが絡まりタイムロス。

気を取り直して、タナを底3mから底5mに上げるも、まだLIPが離れる前に食いついてくる様子。更にもう1mあげることに。

すると突進は止み、またLIPが離れた直後にアタリがありましたが、今度は竿先をゆっくり押さえ込むような慎重な反応。ここは思い切り合わせを入れて、更に1匹確保。

それ以降の数回も同じ魚信で、大きく合わせを入れ、うち半分は掛かりが甘く途中でばらすも、3尾追加。

もう何尾釣れたか分からなくなってきたところで、かなり風が強くなってきたことに気づきました。白波が立ってる、まずい…。大漁の漁師さんが嵐で海に飲まれる昔話によくあるパターンを想起し冷や汗をかきながらも、最後にもう1尾釣り上げ、急いで上陸。am11:00に無事帰還。

クーラーボックス満杯。これがあるから釣りはやめられない。というか、竿まきこぼし釣り、凄すぎる!

テンビン仕掛けではここまでの入れ食いは期待できなかったと思います。仕掛けをピンポイントで狙ったタナに送り込める、竿巻きこぼし釣りだからこその釣果だと思っています。

ちなみに後日、テンビン仕掛けとの釣果の差を正確に比較したいと考え、同じボートに2人乗り、テンビン仕掛けと竿巻きこぼしを同時に試したことがありますが、ボウズに終わりました。それも3連続です。コマセの帯が別れて、真鯛が散ってしまうのかもしれません。複数人でボートに乗るときは釣り方とタナを統一することをおすすめします。

まとめ

ということで、本当はライバルが増えてしまうのであまり広めたくはないのですが、共感してくれる人が増えるといいなと思い、思いきって載せてみました。

この釣り方で私が使っている竿やリールについては、以下の記事で別途紹介していますので興味がありましたらご覧ください。
竿まきこぼし釣法 おすすめタックル【竿・リール】

なお、釣れる時期は4月~5月と9月~10月が最盛期。でも基本的には年間を通して釣れます。場所は西伊豆か葉山でしょうか。是非挑戦してみてください。

それでは爆釣をお祈りしています。

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