子供用のオススメ釣竿は?【釣り歴28年の私のイチオシ】




小学生くらいの子供と釣竿
子供の釣竿、
何がおすすめ?

最近、友人と家族ぐるみでアウトドアに出かける機会が多くなり、子供に買ってあげたい釣竿のおすすめについて頻繁に相談を受けるようになりました。

そこでよく聞くのが「釣具店に行っても、林のように立ち並ぶ竿達を前に途方にくれてしまう」という話です。

そこで、私の幼少期の実体験や、子供たち四人に長年釣りを教え続けてきた経験を基に、子供用の釣竿の選定について私見をまとめました。ご参照いただき、皆さんの竿選びの一助となれば幸いです。

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子供の釣竿を選びにくい理由

釣具屋では一般的に、「対象魚」や「釣法」など、目的別に商品が陳列されています。例えば「対象魚:真鯛」「釣法:船釣り」のようなカテゴライズですね。

結局は使用者がどんな機能を求めているかに尽きる訳ですから、合理的な陳列方法だと思います。

しかし初心者の方は、「あの魚をこの方法で釣る!」のような目的を持つ前に、そもそも前提となる知識や経験自体がないわけですから、どこからどのように手を出したら良いのか見当がつかないのは当然です。

子供用釣竿は年齢に応じて選ぶ

ではそんな中で子供用釣竿をどのように選定すれば良いのかというと、私は、「使用者の技量」と「釣竿の性能」の二点を整理することで、正解を導き出せると考えています。

そして「使用者の技量」を考える上で、子供の年齢が大きく関わってきます。私がこれまで子供達に竿を持たせていく中で実感したことですが、例えば幼稚園児と中学生とでは適する竿が変わってくるからです。

箸の持ち方も覚束ない幼児に、操作が複雑で重たいリール付の竿を持たせたところでうまく扱える訳がなく、疲れてすぐに飽きてします。だからと言って小学生や中学生に、リールのつかない延べ竿を持たせても、つまらないと言ってやはりすぐに飽きます。

「使用者の技量」を考慮するなら、釣り竿は子供の成長に応じて選ぶべき!

という訳で、以下の通り子供用のオススメの竿を年齢別に整理してみました。

3歳~5歳児に適した子供用釣竿は延べ竿

我が子の釣りデビューは3歳の頃。魚釣りに限らず、目に写る全てが新鮮に感じる時期。当時の息子にはじめて持たせたのは延べ竿でした。

最重要要素は「操作性」

この年頃の釣竿の選定については、子の技量を親が見極めて考えてあげる必要があります。

私が竿の選定に最も重視したことは、いかに楽に釣りをすることが出来るか、要は操作性の高さです。

まず、腕力を考慮しました。この頃の子供達は、例えば傘をさす時、シャフトを肩にかけながら斜めに持って差します。大人のように垂直に持つ力がないからです。そんな子が、重たい竿を長い時間持ち続けるのは困難だと考えました。

次に、ライントラブルについても考慮しました。竿を支えることが精一杯な状態で、なおかつ視野も狭い幼児に、糸が絡まないよう竿先に注意を払わせるなどとは無茶な話です。

そして、3歳~5歳児が竿に求める要素「操作性」の高い竿は何かと考え、行き着いたのが「延べ竿」でした。

長さと固さに注意する

ここで、その延べ竿を最大限に活用するための、選定にあたっての注意点を経験者の観点から述べておきます。

まず、長さは4.5メートルくらいが適当だと思います。間違っても、子供が持つからといって短い竿を選んでは行けません!なぜなら延べ竿は、竿の長さ分の糸を先端に結びつけ、リールを使わないため、ある程度長い物を使わないと魚のいる深い場所を探れないからです。竿を持つことができても、仕掛けがタナに届かず釣りができなければ意味がありません。この長さなら、海でも川でもしっかり釣りを楽しむことができます。

ちなみに失敗談ですが、私が当初子供のためにと思い購入した1メートルの延べ竿は、一度も使用されることなく倉庫に眠っています…。

また、固さに関してはサビキ釣りでコマセを振ることを考えると、硬めの竿のほうが扱いやすいです。私は「硬調」を選びました。魚がかかるとかなりしなるので、取り込みの際は手伝ってあげていました。

渓流竿が海釣りで大活躍

私の子供達は延べ竿を主に海のサビキ釣りで使用しています。「早く釣りたい!」と毎回急かされて、朝一のマズメ時に最優先で仕掛けを準備してやるんですが、延べ竿とサビキ仕掛けの組み合わせであれば即準備できるところが嬉しいですね。

針の多い仕掛けなので、絡むことは多少ありましたが、必要以上に糸が出ていかないので、他人とお祭りしたり、竿先が絡むような大きなライントラブルは皆無。

釣果ですが、実に多種多様な魚が釣れました。イワシ、鰺の他、コノシロやイサキの幼魚、根魚のカサゴ。20センチオーバーの大物ですと、アカハタ、メッキ、メジナの実績もあります。フグ、ゴンズイ、ハオコゼなどの毒を持つ魚も釣れましたので注意が必要です。サンバソウやスズメダイの入れ食いでも、息子は大いに喜んでいました。

…まあ、釣り始めて20分足らずでお菓子タイムに突入というパターンがほとんどでしたが。

というわけで、3歳~5歳のこどもの竿として、我が家では延べ竿4.5メートル硬調が大変重宝しました。

なお、折ってしまう可能性も高いので価格は三千円~五千円くらいの安いものが無難だと思います。

この「延べ竿」については色々な種類がありますが、中でも「渓流用」が子供の堤防釣りには最適。延べ竿については詳しく紹介したこちらの記事もご覧ください。

延べ竿とは簡単に言うと、リールを取り付けない竿のことです。糸を通す金具もありません。糸は穂先のヒモに直に結びます。釣れる魚は、川では鮎、マス、ヤマメ、ヘラブナ。海では、メバル、イワシ、アジ、メジナ、サヨリ、クロダイなど。 渓流竿、ヘラブナ竿、鮎竿などの種類別に、価格やおすすめの紹介をします。

小学校低学年に適した子供用釣り竿は中古バスロッド

小学生になった息子に与えた次なる釣竿はバスロッドでした。以前から、私が仕掛けを沖へ向けてビュンビュン飛ばすのを毎回隣で見ていた息子に、もう少し大きくなったら投げさせてあげると約束していたこともあり、小学生に上がると同時にリール付きの竿に昇格させたのでした。

投げ釣り可能で扱いやすさ重視

以前から「カゴ釣りがしたい!」と言っていた我が息子の要望に素直に応えるなら、本格的な遠投磯竿を買えばいいという話になりますが、小学低学年にはまだ早いです。危ないし、重いし、長いし、…高いし…却下。ただし、遠投したいという要望に少しは応えたい。そこで、短・中距離の遠投が可能なことを考慮しました。

次に、竿の扱いに慣れるまではガイドに糸が絡むトラブルが多発するため、特に今回リール操作がはじめてということも踏まえ、長さは短めが望ましいと考えました。

更に、リールの扱いが慣れないうちは、糸を巻きすぎて竿を折る又はガイドを破損するケースが多発します。うちの子達も何度かやらかしました。よって、壊れても惜しくないものにしようと考えました。

そこで私が子供に与えた竿は、中古釣具店でワゴンセールに出ていた200円のバスロッドでした。

初心者用格安竿・リールセットは遊び用に

さて、冒頭では釣具屋の商品は目的別で陳列されているため、初心者には道具の選定が難しいことについて述べました。

ですが実は例外があり、「初心者用」と謳い、竿・リール(商品により仕掛け等も)が全てセットになった格安商品が最近よく販売されています。

この手の釣竿セットには賛否両論ありますが、「安くて良いものを」の観点で考えると、私もこのような格安セットはオススメしません。これを買うより、私のように中古釣具屋で竿とリールを別々に買った方が、1ランク~2ランク品質が上のものが揃い、断然コスパが高いです。

ただし、選ぶ手間と時間の節約をしたい方にとっては、こちらを子供用に検討する余地もあるかもしれません。一、二回使用して壊れたという話も聞きますので、購入する場合は遊び用と割り切って使いましょう。

小学生高学年・中学生に適した竿

ダイワ クロスビート864TMLFS

子供が中学生前後の時、視野も広がり、竿の扱いにも気を使えるようになった頃合いを見て、ちょっといい竿を買ってあげました。この竿は汎用性が高く、皆さんにも是非オススメしたい竿。私も2本買ったイチオシの竿ですので、少し詳しく説明します。

軽い!

前述のとおり、重量は、腕力の少ない子供にとって重要な要素です。大人なら、重い竿を何時間持っていてもさほど苦にならないでしょう。私の場合、潮の流れを観察したり、タナを探ったり、魚の動きをイメージしてみたりと釣りに集中し始め、竿の重さによる疲れなど気にしている暇はありません。

ですが、子供にそこまでの集中力を求めるのは酷でしょう。全然釣れない…しかも竿は重くて手が疲れてきた…やはりすぐに飽きてしまいます。

子供には少しでも長く竿を持たせて、釣りを楽しんでほしいという意味でも、竿の軽さは大きなポイントです。

この竿の重さ、実に135g !軽い!
ちなみに、磯竿3号が300gほど。オモチャのライトセーバーが150gほど。

釣竿とオモチャ

子供が使うおもちゃの剣より軽いなら合格ラインでしょう。

使いやすい長さ!

子供との釣りで付き物なのが、ライントラブルです。私は小学1年生の時、いきなり5.3mの磯竿で海釣りデビューしましたが、長くて非常に扱いづらく、よく穂先に糸を絡ませては、そのたびに父親にほどいてもらっていました。

最近は自分が父親の立場で釣りに出掛けますが、そこでイライラして子供を怒鳴り付けていたら、せっかくの楽しい休日が台無しですよね。

子供にも大人にも、なるべくストレスなく釣りを楽しんでほしい。そこで重要になるのが竿の長さです。

この竿の長さは2.6mです。
これくらいの長さなら扱いが格段に楽になります。更に、この竿は固さもあるので穂先が暴れません。餌の付け替えの際などに、穂先に糸が絡まないよう注意払うことを覚えさせるにはちょうどよい長さです。

どんな釣りにも対応できる汎用性の高さ!

子供を釣りに連れて行くなら、やはり堤防での釣りがメインになるかと思います。砂浜からの釣りでは遠投が必要になるので子供には無理ですし、地磯やテトラへ子供を連れていくのは危険です。

堤防釣りの定番といえば
・サビキ釣り
・うき釣り
・投げ釣り
・カゴ釣り
あたりですが、この竿なら上記のどの釣り方にも対応できます。

ある程度長さがあるので、長めのサビキ仕掛けも使えますし、ちょい投げ釣りでも距離が出ます。8号~10号くらいの軽めのオモリでカゴ釣りも可能です。

更に言うと、上記以外にも
・エギング(イカのルアー釣り)
・シーバスや青物のルアー釣り
・ブラックバス釣り
にも使えます。
いえ、むしろスペック的にはルアーフィッシングでこそ、この竿の能力が最大限に発揮されます。

実は、私が子供のためにこの竿を購入するに至った一番のポイントは、この汎用力の高さにありました。

少し脱線しますが、当時子供にプレゼントする竿を探していた私は、「あわよくば自分も使える」ことを視野に入れつつ、長く使用できる品質の良い竿を探していました。ルアー用の竿(特にエギング、シーバス用の竿)を持っていなかった私は、子供が使うのに適度な長さ、重さを備えたこの竿に目をつけ、しめしめと思い、半分自分のために購入したわけです。

まさかこの竿がこれほど子供に適しているとは。というわけで、お子さんのための竿であることが主目的ですが、同時にお父さんの本格ルアーフィッシング用ロッドとしても大変重宝する竿です。

収納性抜群!

釣りに出かける際、荷物はなるべく少ない方がいいわけですが、この竿、細身な上、仕舞い寸法76cmと非常にコンパクトです。車に常備しておいても邪魔にならないサイズです。

例えば旅行先にたまたま海があった。はたまた川や湖があった。ちょっと釣糸を垂らしてみようかな…みたいに、その場の思い付きで気軽に釣りができたりします。

「あー、竿持ってくればよかったなー」って場面、結構あるんですよね。私はキャンプや旅行で車を使うのですが、車にこれ一本を常備しており、大変重宝しています。大して釣れなくても暇潰しになりますし、子供も喜びます。

価格もリーズナブルですし、本当に満足度の高い一品でした。先端が折れたので新たにもう一本買ったのですが、折れた方も修理して使っており、今も大活躍中です。

クロスビートシリーズは864TMLFSだけでなく、どのモデルも優れたコストパフォーマンスの高いロッドです。

コスパの高いルアーロッドならダイワ クロスビートがオススメ。低価格かつ高機能で、初心者や子供の入門竿として、また中級者~上級者の万能サブロッドとして非常に秀逸な一本。私も2本所持しているこのロッドについて、仕様や用途別オススメモデル、レビューなどを紹介します。

中学・高校生に適した竿

磯竿3号

子供用釣竿の紹介でしたが、15才以上の年齢となると、竿選びに関しては身体能力等を踏まえて大人と同じ基準で考えてよいと思います。そして大人の初心者には磯竿3号が良いと思います。

私が初めて海釣りで使った釣竿も磯竿でしたが、3号の磯竿は浮き釣り、投げ釣り、カゴ釣り、サビキ釣りなど、堤防でおなじみの釣法に全て対応できます。

ただし、機能的には中途半端です。ウキフカセ釣りで大型のクロダイやメジナを掛けたとしても、竿が固すぎ、糸が切れてバレる可能性が高いでしょう。また遠投しようとしても、本格的な投げ竿のようには飛距離は出ません。いろんな釣り方を試すことができることがこの竿のメリットです。

まとめ

以上、子供用のオススメの竿については、子供の成長に合わせて選ぶと良いということで、年齢別に紹介していきました。ご参考になれば幸いです。

なお、子供用のリールについては

【海釣りのリール】子供や初心者におすすめしたい!DAIWA ワールドスピンのレビュー

子供向けの釣り方については

【簡単!】海釣りで子供でも高確率で魚が釣れる方法!【ベテラン釣り師推奨】

を参考にしていただければ、子供との釣りをより一層楽しんでいただけるはずですので、参考にしてみてください。

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