ライトトランクαは私の釣り用クーラーボックスベスト1!性能や他製品との比較などまとめ

  • 2023年10月24日
  • 釣具
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ダイワのクーラーボックス「ライトトランクα」が2020年4月にリリースされました!

このクーラーボックスは、人気の旧モデル「ライトトランク」をリニューアルして生まれ変わった新製品。

私は旧モデルを釣り用・キャンプ用にかれこれ10年程使って来ましたが、保冷力、重量、耐久性のバランスがよく、非常に便利なクーラーボックスでした。今回それが新しくなったということで、期待に胸が膨らみます!

そこで今回は、期待の新作「ダイワ ライトトランクα(アルファ)」について、その性能、ラインナップ、旧モデルや他製品との比較を整理しご紹介したいと思います。

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ライトトランクαの性能

ライトトランクαには、釣り用クーラーボックスとして必要な性能が十分に備わっています。以下ではその中で主だった特徴をあげます。

最軽量かつ高い保冷力

ライトトランクαの一番の特徴はその「軽さ」。ダイワのトランク型クーラーの中で最軽量となっています。一番軽いタイプの重量は4.0kg。

「軽い分、保冷力が低いんじゃない?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。それは他製品と比較すると明らか。

製品名保冷力容量重量
ライトトランクα ZSS 3200KEEP12632L6.1kg
プロバイザーHD ZSS2700EXKEEP12027L6.9kg

上表はシリーズで最も高い保冷力を持つ「ライトトランクα ZSS 3200」と、ダイワクーラーボックスの最高級モデル「プロバイザーHD ZSS2700EX」の比較です。

これをみると、保冷力、容量ともにライトトランクαが勝っているにも関わらず、重量はなんと約1kgも軽いことが分かります。

なお、保冷力の単位「KEEP」は、気温40℃の場所でクーラーボックスの容量25%の角氷を入れた時の氷の残存時間。KEEP126は、その状況で126時間氷がもつことを表します。

使いやすい形状

魚入りライトトランク

出典:Daiwa

ライトトランクαは縦・横・高さのバランスが絶妙で、非常に使いやすい形状になっています。

よく見かける普通のクーラーボックスに比べ、この製品はやや横長に作られているため、イナダなど長さのある大きな魚を自然な形で入れることができます

また高さも500mlペットボトルが縦に入るちょうどよい形になっています。

両開き蓋かつワンハンドオープン

ワンハンドオープン

出典:Daiwa

私が釣り用クーラーボックスで必須の機能だと思っているのが、蓋が両開き可能でワンハンドオープンであること。ライトトランクαにも当然備わっています。

これが非常に便利な機能なのですが、実際に使ってみないとなかなか伝わらないのが悔しい。船上で、堤防や磯で、家のキッチンで…開閉する際にクーラーボックスのポジションを前後ろひっくり返したり、両手を使うか片手を使うかのほんの些細な一手間の話なんですが、これがじわじわ効いてくるんですよね。

また、両開き蓋は両方同時に開くことで取り外しが可能。

両開き蓋

出典:Daiwa

こうすることで、お手入れも簡単に行うことができます。

水栓付きで便利

水栓

出典:Daiwa

水栓が付いていることも大きなポイント。なくても支障がないように思えて、実はあると非常に便利です。

釣り用クーラーボックスならではのシチュエーションですが、例えば中に海水を入れすぎてしまった際、蓋を開けると冷気が逃げてしまいますが、水栓をひねるだけで冷気を保ったまま水だけ抜くことができます。

また、家に持ち帰った後、キッチンに運ぶのに重くて運びにくい場合に水を抜いてから持ち運んだり、お手入れの際も水栓を開けた方が格段に洗いやすいです。

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ライトトランクαのラインナップ

ダイワ ライトトランクαには12の多彩なラインナップがあります。仕様は以下の通り。

ライトトランクα ZSS/SU/GU/S 3200・2400
品番保冷力(KEEP)自重
(kg)
内寸(cm)外寸(cm)カラーメーカー希望
本体価格(円)
ZSS 2400985.322×46.5×22.531.5×60.5×30.5Sゴールド42,300
SU 2400884.422×46.5×22.531.5×60.5×30.5Iブルー25,600
GU 2400824.222×46.5×22.531.5×60.5×30.5レッド17,600
GU 2400824.222×46.5×22.531.5×60.5×30.5ブルー17,600
S 2400664.022×46.5×22.531.5×60.5×30.5レッド14,300
S 2400664.022×46.5×22.531.5×60.5×30.5ブルー14,300
ZSS 32001266.122×56.5×24.531.5×69×34Sゴールド46,500
SU 32001015.322×56.5×24.531.5×69×34Iブルー32,800
GU 3200965.022×56.5×24.531.5×69×34レッド21,300
GU 3200965.022×56.5×24.531.5×69×34ブルー21,300
S 3200764.622×56.5×24.531.5×69×34レッド15,600
S 3200764.622×56.5×24.531.5×69×34ブルー15,600

※この表は横にスクロールできます。

引用:Daiwa
このように容量24Lの2400シリーズと、容量32Lの3200シリーズ。それぞれに「ZSS」「SU」「GU」「S」の4グレードがある計12のラインナップです。

最上級グレード「ZSS」

ライトトランクα-zss

出典:Daiwa

シリーズ最高グレードの「zss」。高性能のクーラーボックスをお探しの方はこちらでしょう。

断熱材に6面の真空パネルを採用し、断熱層の隙間にもウレタンを充填することで、ダイワのクーラーボックスで最高レベルの保冷力を誇ります。

ただその反面、断熱材の真空パネルが重たいため、ライトトランクαの強みである「軽さ」を殺してしまうのが残念なところ。

釣り用クーラーボックスは、その保冷力の高さからキャンプなどアウトドアでも重宝されており、このライトトランクα zssも釣り以外で活躍すること間違いなしでしょう。

高保冷力の「SU」

ライトトランクα-su

出典:Daiwa

ZSSに次いで高い保冷力を持つ「SU」。キレイなアイスブルーの配色で、デザインは私の一番の好みです。

断熱材には真空パネル底一面とウレタンを採用し、保冷力は3200シリーズでKEEP101。約4日間氷が残ると言うことですから、保冷力は十分と言えるでしょう。

ひとつ難点をあげるとすると、ライトトランクαの4グレード中で一番コスパが悪いところでしょうか。

基本的に価格と保冷力は比例しますが、3200シリーズの1グレード上のZSSとの保冷力の差はKEEP25で価格差は約14,000円。対して、1グレード下のGUとの保冷力の差はKEEP5で価格差は約11,000円。私なら保冷力たった5時間差なら、11,000円安く買えるGUを購入します。

コスパ最強の「GU」

ライトトランクα-gu

出典:Daiwa

シリーズ屈指のコストパフォーマンスを誇るグレードが「GU」。

そのコスパの高さは上記「SU」の紹介の際にご説明しましたが、理由は断熱材の使い方によるものだと考えられます。

真空パネル一枚+ウレタンのような複雑な構造にするより、潔く全てウレタンにした方が製造コストも抑えられるのでしょう。数字が物語っています。

グレード「GU」は軽さと保冷力のバランスがよく、ライトトランクαシリーズ中一番お買い得です。

リーズナブルで最軽量の「S」

ライトトランクα-s

出典:Daiwa

シリーズ中で最も軽く、最も安いグレードが「S」です。

断熱材はスチロールなので保冷力は月並みですが、とにかく軽いです。

グレード「S」の売りは、安い!軽い!丈夫!の三拍子が揃っている点でしょう。3200シリーズの価格はメーカー販売価格で15,600円。そして4.6kgと子供や女性でも楽に持ち上げられる重さ。更に、これはライトトランクα全ての製品に備わっていますが、椅子代わりにもなる頑丈なボディになっています。

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旧モデルとの比較

次に旧モデル「ダイワ ライトトランクⅣ」と仕様を比較してみます。

まず基本構造について、新モデルの容量は24Lと32Lの2シリーズ。これに対し旧モデルは20Lと30L。リニューアルにより一回り大きくなっています。

次に機能の違いをあげると、旧モデルは20Lタイプには水栓は付いていませんでしたが、新モデルでは全シリーズに水栓が付きました

また保冷力については、新旧各モデルの断熱構造に基本的に差がないため、保冷力が劇的に上がったということは考えにくいです。なお、私が今まで愛用していたクーラーボックスがこちら。

ダイワライトトランクSU

「ライトトランクSU-2000R」で10年程前の製品ですが、この頃から既に断熱材に真空パネルが採用されていたようです。このように10年間同じ断熱構造が採用されていることからも、保冷技術が成熟しきっており、今後も保冷力が大きく向上する可能性は少ないないであろうと伺えます。

新旧で性能にそれほど差がないのであれば、モデルチェンジ直後に旧モデルを見つけることができたらお得に購入できるかなと思います。ちなみに直前の旧モデルは「ライトトランクⅣ」シリーズ。新旧対照表は以下の通り。

ライトトランクⅣ VSSライトトランクα ZSS
ライトトランクⅣ SUライトトランクα SU
ライトトランクⅣ GUライトトランクα GU
ライトトランクⅣ Sライトトランクα S

対応する旧モデルを探してお得に購入してみてください。

他製品との比較

次に「ライトトランクα」と、ダイワのクーラーボックスでも人気の高い「プロバイザートランクHD」とを比較をしてみます。

ライトトランクαとプロバイザートランクHDの大きな違いはキャスターの有無だと思います。

私のクーラーボックスは20Lですが、男でも非力な方なので、大漁に釣れた時は重くて運ぶのに大変苦労します。更に重たくなるならキャスターが必要だと感じます。よって私のオススメとしては

  • 20L程度の普通サイズのクーラーボックスで良いなら「ライトトランクα2000シリーズ」
  • 30L以上の大きめのクーラーボックスが良いなら「プロバイザートランクHD」

と使い分けると良いと思います。理由は上記の通りで、20Lを越えると重たくてキャスターなしでは運びづらく、ライトトランクαの最大の売りである「軽さ」が活きないからです。

なお、プロバイザートランクHDよりも大容量な「トランクマスターHD」もあります。こちらの詳細は以下の記事をご参照ください。

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このように用途によって選択していただければと思います。

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ダイワ ライトトランクαまとめ

以上、ダイワ「ライトトランクα」の性能、ラインナップ、他との比較についてご紹介しました。まとめると、

  • ダイワ製クーラーボックスで最軽量
  • 「両開き蓋」「水栓」など釣りで必要な機能を完備
  • 最高レベルの保冷力を持つグレード、コスパの高いグレード、軽さを追及したグレードで構成された計12の多彩なラインナップ
  • 旧モデルとの性能差はさほど大きくない
  • 容量30L以上ならキャスター付きの「プロバイザートランク」がオススメ

このように高いコスパ・利便性・保冷力を備えたダイワのライトトランクαは、釣りやキャンプで大活躍間違いなしの、私のおすすめしたい最強のクーラーボックスです。

以上、皆さんのクーラーボックス選びの参考になれば幸いです。

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ダイワライトトランクα
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