【正解が見つかる】初心者の釣竿　ニーズ別オススメ一覧！

「初心者用の釣竿」を探しているけど、正解か分からない…とお悩みの方へ、釣り歴30年の私が、ベストロッドの選び方と、オススメの一本をご紹介します。

ここで重要なことは、初心者と一括りに言っても、ニーズは人それぞれ異なるということ。

「餌釣りもルアー釣りも幅広く楽しみたい！」「釣り経験が全くないから使いやすさ重視」「軽くて収納に困らない竿が欲しい」…など、同じ初心者でも釣り竿に求める要素は様々なはず。

そこで今回は、釣竿を一本に絞れない人へ「初心者ならまず皆この竿から」…ではなく、使用者本位の釣り竿選びでニーズ別にオススメを一覧で紹介し、一人ひとりに最適の一本が見つかる手助けができればと思います。

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初心者用の釣竿を選ぶ際の重要ポイント

初心者用の釣竿を選ぶ際、まずは以下の3つのポイントをおさえてほしいと思います。

1. 目的（釣り方とターゲット）
2. 汎用性の高さ
3. 値段（予算）

目的（釣り方とターゲット）

釣竿を選ぶ際、まずは「目的（釣り方とターゲット）」を決めます。何をどうやって釣りたいのかをイメージしてみてください。

釣り方はまず、「ルアー釣り」と「エサ釣り」に大別できますが、ルアー釣りはゲーム性が高く、よりテクニックを必要としますので、初心者にはエサ釣りがオススメです。

ここで初心者の海釣りにおける代表的なターゲット・釣り方を挙げると以下の通りです。

堤防でアジやイワシなどの小魚を狙うサビキ釣りは、釣り初心者の王道。比較的簡単に数多く釣ることができ、食べるとスーパーのそれとは比較にならないくらい美味しいため、釣って楽しく食べて美味しいと、釣りの醍醐味を味わうのにもってこいです。

堤防・砂浜から狙うキス・カレイの投釣りも初心者の釣りにオススメです。このような底に生息する魚狙いでは外道も多く釣れ、ボウズが少ないのも魅力です。

チヌ・グレ狙いのウキ釣りは、大型狙いとなるとグッと難易度が上りますが、小型〜中型狙いは初心者にオススメ。アタリも明確で比較的簡単に釣れます。

その他、各釣り方の難易度や詳細については以下の記事で紹介しているのでご参考まで。

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汎用性の高さ

初心者が釣竿を選ぶ際、特に「汎用性の高さ」には注目すべきです。

きっと釣りを始めると、色々な釣り方にチャレンジしたくなるはず。今日はサビキ釣りでアジを、次回は遠投で沖を狙ってみたい…など、できるだけ多くの釣り方に対応できる竿があると非常に重宝します。

値段（予算）

釣竿を選ぶ際には値段（予算）も重要なポイントです。初心者にオススメの価格帯は一本1万円台〜2万円台のもの。

これ以上安くなると重要な機能が削ぎ落とされ品質が落ちてきますし、反対に3万円を超える最新技術が搭載された高級釣竿となると、技術開発費が上乗せされ割高感が出てきます。

これらの価格帯の中間となる1万円〜2万円台は、最新技術を要所にのみ取り入れた高コストパフォーマンスなモデルが多くなっています。

初心者にオススメの釣竿を一覧で紹介！

上記の3つのポイントを満たす初心者におすすめの釣竿を一覧にしました（2023年10月現在）。

どれも釣り竿として十分なスペックを備えていますが、ここで各々のニーズ合ったベストロッドを選定するために、各釣り竿の特徴、どんな方に最適かも合わせても記載しました。

初心者にオススメの釣竿をピックアップ！

上記の一覧から、初心者にオススメする釣竿をピックアップしてご紹介します。

ダイワ　クロスビートSW

クロスビートSWはダイワのテレスコピック型マルチルアーロッド。

中でも初心者にオススメのモデルは836TMLです。

ルアーロッドは、餌釣りにおいてもサビキ釣り、ちょい投げ釣りなどで活躍する汎用性を備えているものが多く、ルアーも餌も両方やりたい初心者にオススメです。

このロッドはエギングやショアジギング対応のルアーロッドですが、軽くて短いため非常に取り回しやすく、子供のサビキ釣りなどファミリーフィッシングでも大活躍します。

振出型のコンパクト設計で、車の中に常備しするのに便利。また電車・自転車釣行にも最適です。

投げやすさや性能を求めるなら他により良いロッドがあると思いますが、価格が安く、扱いやすい長さ、軽さ、仕舞寸法のコンパクトさなどがこのロッドの魅力で、私は2本買ってしまいました。

このロッドの詳細は以下の記事を参照のこと。

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ダイワ　プライムサーフT

プライムサーフTはダイワのエントリーモデルの投げ竿。

投釣り用の釣竿で釣れる魚はキスやカレイだけではありません。堤防からのサビキ釣りはもちろん、沖目を狙った投げサビキ釣りやカゴ釣りなど広範囲を攻めるためのスペックを備えており汎用性が高く様々な魚種が狙えます。また長さ・硬さも磯竿より扱いやすいため、初心者に最適な釣竿だと言えます。

プライムサーフは、高密度HVFカーボンを採用し軽量で、張りと粘りを備えた投げ竿。

リーズナブルな価格も魅力で、予算の少ない初心者に特にオススメしたい竿です。

シマノ　ホリデー磯

ホリデー磯はシマノの大人気磯竿シリーズ。

私もはじめてのマイロッドはこの竿でした。大手メーカーのロングセラー製品で、初心者の磯竿といえばこれ！という安心感があります。

ウキ釣り向きの1.5号か、遠投仕様の4号PTSあたりに機能を寄せた方が将来的には使える竿になるかもしれませんが、汎用性を追求するなら3号でしょう。

3号なら手前でウキ釣り、サビキ釣り、更にちょい投釣り、ちょいカゴ釣りなどの遠投にも対応できます。色々な釣りを試すことができます。

ホリデー磯の詳細は以下の記事で紹介しています。

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ダイワ　エクストラサーフT

エクストラサーフTはダイワのミドルクラスの投げ竿。

プライムサーフのワンランク上の仕様で、「sicリング」「HVFカーボン」「X45」「Vジョイント」などの多数のテクノロジーを搭載した、中級者や上級者も納得のコストパフォーマンスの高い釣竿です。

少しお高めですが、本格投げ竿として長く愛用できる竿なので、価格的に手が出るのであれば初心者にも是非オススメしたい一本です。

なお、この竿の詳細は以下の記事でも紹介しているのでご参考まで。

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メジャークラフト　三代目クロステージ

三代目クロステージは、メジャークラフトの人気ルアーロッド。

なかでもオススメはショアジギングモデルです。

先述の通り、ルアーロッドは餌釣りにおいてもサビキ釣り、ちょい投げ釣りなどで活躍する汎用性を備えているものが多く、ルアーも餌も両方やりたい初心者にオススメです。

また、ショアジギング用ロッドはシーバスやエギングなど他のルアー釣りでも代用可で汎用性が高いです。

磯竿や投げ竿より短いので操作性が高い点も初心者に魅力的。並継式なので収納時にはかさばりますが。

そしてこのロッドは特にコストパフォーマンスに定評があります。広告費を抑えた小規模メーカーならではの強みでしょうか、大手メーカーの同価格帯の製品と比べワンランク性能が上です。詳細は以下の記事で紹介しています。

将来的にルアー釣りを視野に入れている方には間違いのない一本です。

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シマノ　鱗海AX

鱗海AXはシマノのチヌ専用竿。

チヌ竿としてはエントリーモデルながら、確かな機能を備えていると評価の高い竿です。

価格が高めで購買層は中級者以上ですが、極細ラインを扱うチヌ釣りでは竿の機能に頼る部分も大きいため、チヌを狙うなら初心者であっても十分なスペックを備えた竿を使いたいところです。

チヌ竿は上記で紹介した磯竿「ホリデー磯」と基本的な作りは同じですので、堤防・磯でのウキ釣りはもちろん、サビキ釣りにも問題なく対応できます。

鱗海AXの詳細は以下の記事でも紹介しています。

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ダイワ　セブンハーフ

セブンハーフはダイワの汎用ルアーロッド。

定価4万円程の価格設定と「Create my fishing story　あらゆるフィールドを自分流に楽しもう！」とのコンセプトからして、釣り方を知っている上級者をターゲットとしたロッドだと思うのですが、「究極のオールラウンド・ルアーロッド」を謳っているだけあり汎用性はピカイチなので初心者にも使いやすく、価格度外視で最も使い勝手の良い万能竿をお探しの初心者にはオススメです。

仕舞寸法63g、自重約100gの携帯性が高く、扱いやすい長さで海でも川でも船でも使える適応力を備え、ターゲットは76MLSモデルなら、ルアーではシーバス、イカ、アジやメバル、青物、クロダイ、ロックフィッシュなどの海の魚から、バスやトラウトなど川の魚まで幅広く対応します。サビキ釣りなどエサ釣りに使ってもOK。値段は張りますが高性能で非常に使いやすい万能竿です。

なおセブンハーフの詳細は以下の記事で紹介しています。

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シマノ　ルアーマチック

ルアーマチックはシマノのマルチルアーロッド。

実売価格7000円〜8000円で購入可能で、とにかく値段の安い万能竿をお探しの初心者にオススメのロッドです。

オススメのモデルはs86ml。ルアーゲームではトラウト、シーバス、タチウオ、エギングなどに対応し、適合ルアー重量は6gから28gですが、サビキ釣りにも扱いやすい長さです。

同価格帯のダイワ ルアーニストに比べて若干固めの造りになっており、初心者が餌釣りも併用して使う場合、より操作性が高く使いやすい印象です。

初心者にオススメの釣竿まとめ

以上、初心者にオススメの釣竿について、選ぶ際に考慮すべきポイントを整理し、ニーズ別に適した釣竿を紹介しました。

• 初心者の釣竿選定では特に「目的」「汎用性」「価格（予算）」に注目する。
• 初心者用の釣竿と一口に言ってもニーズによりオススメは様々

以上を踏まえて、自分のニーズに合ったベストロッドを見つけ、これからの釣りを楽しみましょう！

なお、子供用に釣竿を選ぶ場合は、道具を扱う技量が年齢に応じて大きく変わってくるため、また違った視点で選定する必要があります。

子供用のオススメ釣竿やその選び方については以下の記事を参考にしてみてください。

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